このグローバル時代、もはや英語からは逃げられないのかと。でもそもそも海外に行ったり色々な人と話したり、というコト自体は好きなので、自分の想いと英語能力のギャップに悩みながら、まぁ少しでも足掻くかと思って読んだ一冊です。
私事ですが、まさか自分が仕事で英語を使うことになるとは思っておらず、現職ではそこそこ苦労してます。うっかりcall me taxi的な間違い(本著に言及がある訳ではないです)をしてしまわないか、気をつけながらの毎日です。
結論から言うと、(自分の基礎がなってないだけかもしれませんが)そうだったのか!的な記述も多々あって非常に有用でした。
序盤の「wish vs. hope」の項では、英文メールでwishを使ってしまって「違うんじゃね?」とボスからご指摘を受けたことを思い出しつつ。。(wishは「実現の可能性がほとんどないこと」に対して使うということで。。なんか語感が良い気がして使っちゃったのですよ。。。)
日本人として間違いやすい用法に加えて、著者がイギリスとアメリカ両方での在住経験があって、イギリス英語とアメリカ英語の違い(まぁ英語のコミュニケーション自体に悩んでいる者からしたら「へー」というレベルですが)についても言及があって、充実している印象を受けました。