子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか

850円 (税込)

4pt

精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。

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子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年11月22日

    本書の目的にもあるように、多くある「心の病」についてできるだけ多く、かつわかりやすく書かれていて、入門書や、何か気になることがあるときに少し読んでみる本としてはとてもよいと思った。事例も多く、難しい言葉をできるだけ避けて書いてあるので、他人事と思わず、幅広い立場の人に読んで欲しい内容だと感じた。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    新書ですが、分厚くて結構な量の「心の病」を紹介してくれています。読んでいると不安にもなりますが、知識を持っていると対応も早くなるでしょうし、ぜひ一度、今子どもがいる人も、将来欲しい人も。

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    Posted by ブクログ 2013年04月22日

    扱っている問題が幅広いので、それぞれの症状や対処法については要点しか書いてないのだけど、まえがきに書いてあるとおり辞書的に使うにはいい本だと思います。
    これからこういうことを勉強しようと思っている方(私みたいな)とか、子どもを育てている方には、ざっと読めていいと思う。有名人の事例なども載っていて、読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月18日

    様々な心の病を,平易な文章で解説してくれているところが大変よかったです。子どもが何かで困っているとき,それは,過去の生活に何らかの出来事があったから,という視点も学ぶことができました。

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    Posted by ブクログ 2011年02月04日

     幼児期から青年期にかけて現れる、様々な「心の病」を網羅的に概説し、症状や症例、診断の基準、どのような人にどのくらいの割合で発症するのかといったデータ、効果的な治療法などが書かれている。一般的な索引に加えて、「症状別索引」、例えば「笑顔がなく、表情が乏しい」→「適応障害、抑うつ性障害、双極性障害、統...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    幼年・少年・青年期に起こりうる障害・精神的疾病を簡単に紹介している本です。
    読みやすいので、心理学を専攻していない一般の方に是非とも読んでほしい一冊です。

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    Posted by ブクログ 2017年10月25日

    心の病編家庭の医学的な本
    多くの事例がのっていて病名別症状別索引もあるが1つ1つの記述は少ない。
    家庭の愛情不足による発病が強調されていてこれを子育て中の人読んだら必要以上に不安になるのではないかと思った。

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    Posted by ブクログ 2015年10月21日

    仕事柄、心が傷ついたり、心の中に何かを抱え込んでいる子どもたちにたくさん出会う。
    そのために勉強。
    少しでも事実を知ること、そして受け入れることが、彼らを救うことになると信じて。

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    Posted by ブクログ 2011年09月18日

    やっと通読。
    いろんな「心の病」について紹介されていて、参考になりました。

    しかし、病気だと思いすぎると何もかも病気に思えてしまうので、素人の自分は、可能性を考慮しつつ、病気だと決めつけてしまわないように、気をつけて見ていかなくては、と思います。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年10月28日

    「子どもの」とタイトルに書かれてあるが、青年期までのかなり幅広い年齢層をカバーしている。様々な疾患に対してその事例を載せており、どの疾患がどういう状態像なのかを把握しやすい。とくにうつ病の事例は他の本でもよく見られるが、躁病の事例を読めたのはよかった。ただ、新書のボリュームのせいか、事例の回復までの...続きを読む

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