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イムラックの大修道院の院長セグディーは、困り果てていた。修道院で大切に保管していた聖アルバの聖遺物が消え失せたのだ。管理担当の修道士まで失踪してしまった。そのような時、国王と大族長暗殺未遂事件の調査のためにフィデルマたちが修道院にやって来た。救いの神とばかり院長は調査を依頼する。聖遺物はモアン王国の大切な宝。暗殺未遂事件の犯人の一人が元修道士であったことから、二つの事件の結びつきを感じたフィデルマは院長の依頼を引き受ける。モアン王国の平和と威信がかかる難事件を、フィデルマは見事解決することができるのか。美貌の修道女が名探偵。好評シリーズ、長編第7弾。
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Posted by ブクログ 2016年05月28日
族長襲撃事件の証拠を追って、イムラックの大修道院にやって来た修道女フィデルマ。
元修道士が関わっているようなのだ。
兄である国王コルグーにかかった疑いを晴らすためだった。
ところが、そこでは大変な事態に‥?!
イムラックの大修道院では、貴重な聖遺物が紛失。
保管を担当していた修道士が失踪してしまっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月03日
(上巻より続く)
最後の法廷シーンはいつも通りの見せ場だが、
兄のコルグー王が途中で激昂する場面が、
なんとも残念な感じ。
だまされやすいところがあるかもしれないけど、
良い王だと思っていたのに。
フィデルマのことを信じられない器の小さい男に
描かれてしまったのが残念。
フィデルマが結婚を意識...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月03日
今巻は、シリーズの中でも最大の政治的陰謀。
それに加えて、アイルランドに古くからある精霊信仰の根強さが重要なテーマになっていて、読みごたえがあった。
ここらへん、日本人には理解しやすいが、この手の土着の信仰を「異端」として排除するのがローマカトリックの真骨頂なので、エイダルフが戸惑うのも当然だけど、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月16日
あーもう、本筋とは関係ないんだけど、最後の最後で、エイダルフのボンクラさにがっかり。我らがフィデルマも、そこはっきり言えや!っと言いたくなる察してちゃんぶり。
本筋はモアン王国の存亡がかかった大事件で、誰もが怪しく謎だらけ。
それにしてもこのシリーズ洞窟が良く出てきますな。アイルランドには洞窟が多い...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月04日
このシリーズの最高に面白いところは、馴染みのない古代アイルランドと、当時のキリスト教についてうまく解説しつつ、その「ほとんど異世界」である舞台にすんなり読者を連れて行ってくれるところだと思う。
作者は本職のアイランド歴史学者だそうだけれども、だからといって、蘊蓄が語られすぎることもなく、登場するキャ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月10日
666年アイルランド、モアン王国。王都キャシェルにてフィデルマの兄王コルグーと、敵対していたオー・フィジェンティの族長との和平交渉が行われることになった。だが、王が族長を伴ってキャシェルに足を踏み入れた途端、二人を暗殺者の矢が襲う。一命はとりとめたものの、犯人の身元をめぐって再び両者は緊張関係に。暗...続きを読む
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