虫封じ〔マス〕

虫封じ〔マス〕

763円 (税込)

3pt

4.0

オール讀物新人賞受賞作待望の刊行!

時は文政。江戸の長屋でつましく暮らす少女・お夕のもとに現れたのはひょろりとした一人の侍。お夕が世話する近所の子供が疳の虫で泣き叫び、死んでしまうのではないかと思われた時、その侍は何やら呪文を唱えると、あっという間に虫を封じてしまった――。
それ以来長屋に住んだ虫封じの侍・影郎はお夕を助手に、江戸の人々の心の闇に巣食う虫を退治してゆきます。ある時は殺人者の、ある時は金の亡者の、ある時は関係のこじれた夫婦の……。

新しい江戸・ファンタジー、新しいヒーローの誕生。

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虫封じ〔マス〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    普段は頼りないが病の虫を封じる力を持つ薄羽影郎と気が強くて人情家の江戸っ子お夕が、医師では治せない病を治す!よくあるタイプの組み合わせだが、すごく好きなんだ…
    まだ続きは出ていないようだが、気になる部分はほとんど解明されず、2人の関係に進展もなく、早く続きを書いてほしいな。
    しかし、虫封じの設定がは

    0
    2017年06月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸時代を舞台にした怪奇モノ。気弱だが虫封じの腕は確かな影朗と、トラブルメーカーのお夕の二人が虫に関するあれこれを解決する。ここで言う虫は昆虫ではなく、妖怪の類。疳の虫やら、浮気の虫やら身近なものから恐ろしいものまで色々と登場する。全体的には怪奇+ミステリー+人情モノというところなのだが、どれもがや

    0
    2019年05月17日

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