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Posted by ブクログ 2022年05月01日
日本の資源外交史を石油に的を絞り、第二次大戦前から本書が書かれた2015年まで追いかけている。数あるエネルギー政策の中で石油に特化することで話を掘り下げて、話を無用に拡散させないように簡潔にまとめる意図で書かれているのだと解釈した。
資源を持たない日本が石油を巡る外交に戦前も現在でも右往左往させら...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月18日
[一滴を求めて]エネルギーの多くを海外からの輸入に依存している日本。その中でも、日本は石油を求めていかに国際社会で奮闘し、そしてときに挫折と失敗を経験することになったのか......。題名が端的に示すように、日本と石油の関係をズバリ考察した作品です。著者は、日本エネルギー経済研究所で務められた経歴を...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月10日
副題の内容そのままの本である。日本は石油のほとんどを外国から輸入しており、国際政治の波に揺さぶられる中で民間や政府も取り組んできたが、資源外交的には敗北続きである。その歴史を振り返るに、本書はとても良くまとめてあってお勧めできると思う。
過去には、出光佐三や山下太郎などところどころで活躍した人物...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月11日
日本がいかにして石油メジャーのなかをかいくぐり、自国のエネルギーとして石油を入手していくようになったのか、その背景がていねいに描かれている。
トピックとしては、
-映画「海賊と呼ばれた男」でも話題の出光
-アラビア石油の興亡をからめたサウジと日本の資源外交
-イラクに消えた日本の一兆円
-イランのア...続きを読む
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