砂冥宮

砂冥宮

528円 (税込)

2pt

砂の記憶に幻惑され、男は還らぬ人となった――。明治から昭和初期にかけて活躍した文豪・泉鏡花。彼の代表作のひとつ『草迷宮』のモデルになったという神奈川県三浦半島の旧家で、ルポライター浅見光彦が取材をした老人は、「金沢へ行く」と言い残して数日後、歌舞伎の「勧進帳」で知られる石川県「安宅の関」で死体となって発見される。浅見はその死の真相に近づくため金沢へ向かうが、老人の足跡は意外な場所で途切れていた。老人の「旅」の目的に思いを馳せる浅見の前で、やがて第二の殺人が発生してしまう……。名探偵・浅見光彦の推理は!? 傑作旅情ミステリー! 著者自作解説付き。

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砂冥宮 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    積読から引っ張り出したもの。

    私の地元、石川県と学生〜社会人途中まで住んだ神奈川県を中心としたミステリー。
    大変面白く読めたし、外出がままならないこの時期なので少し旅行?した気分になった。
    こちらの地元の方言も違和感なく入り込んできて、内田先生さすが!って。

    ただ。
    私はこの本を読んでいて郷土の

    0
    2020年05月26日

    Posted by ブクログ

    何故か紹介DVDがついていたので購入してしまいました。面白いなぁ。
    えー、須美ちゃんまつさき泊まったの、いいなぁ。

    0
    2015年12月18日

    Posted by ブクログ

     人生初の内田康夫本。

     先月金沢に旅行にいったとき、金沢駅の書店で買った。
     
     内田康夫=スカスカの本というイメージを持っていたので、今まで読んだことはなかったが、読んだら読んだで、意外と面白かった。旅先の風土や郷土史なんかちょいちょい挟んでくるし、名所名産もわかるし、旅情ミステリーという分野

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに浅見光彦読んだけどやっぱり面白い。作者はプロットを考えずに書いてるらしいがきちんと破たんが見えずに帰結するんだからすごい。ま、本当のミステリファンからすればあり得ないシリーズなんだろうけどね。とはいえ旅情、街の雰囲気、空気を書かせたら素晴らしいと思うのでこのシリーズは好きなのである。

    0
    2012年07月09日

    Posted by ブクログ

    三浦半島から金沢へ、素性がバレず、登場人物も多めの珍しい作品ですが、浅見光彦の真実を追うところは変わりません。

    0
    2012年05月26日

    Posted by ブクログ

    珍しく印籠が使われず、ヒロインにもフリールポライターのままの光彦で物語が終わるという作品。
    葉山~横須賀あたりの作品で土地に少し馴染みが…と思っていたらメインは石川。
    「かほく」は先日出張で行くかも?という候補の場所だったので(別の人がいった)、行っていればイメージしやすかったなぁなんて思った。

    0
    2011年11月27日

    Posted by ブクログ

    泉鏡花の「草迷宮」のモデルになった旧家の老人が石川県「安宅の関」で死体となって発見される。

    ここ数年、自分が読んできた浅見ものは、公式には犯人がうやむやのまま終わるお話が多かっただけに、犯人に同情の余地なしの普通に逮捕されるエンディングは、少々がっかりともいえるし、ほっとしたともいえる。
    あと、身

    0
    2011年11月05日

    Posted by ブクログ

    2月-7。3.0点。
    横須賀から鳥取の砂丘へ。50年前の出来事が鍵。
    相変わらずの浅見節。さらっと読める。
    今回は賢兄との関係がバレず。

    0
    2012年02月16日

    Posted by ブクログ

    私が勤めているカフェで、いつも本を片手にコーヒーを飲んでいる常連さんがいる。
    いつも通り、何の本を読んでいるのかで会話をしていたのですが、「たった今、読み終わったから貸してあげる」と、この本を手渡された。

    内田康夫の本は初めてでした。きっと、自分では手にとることのない本だったと思うけど、こうやって

    0
    2011年10月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良くも悪くも無駄がないねー。
    これは大事な布石か、と飛び乗ったのに、
    全然本筋に関係ないじゃん、ただの横道っていう木の板かよ、
    ズブズブズブーみたいなことはまったく無い。
    (あ、はまってるのは泥沼ね。)
    鉄板の安心感。

    内灘闘争なるものは、全く知らなかったので、
    気楽に読めたのかも。

    そして、

    0
    2014年02月19日

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