ほんとうの法華経

ほんとうの法華経

1,045円 (税込)

5pt

4.1

仏教最高の教典といわれる「法華経」。だが、その真意はあまり理解されていない。なぜなら鳩摩羅什による漢訳を、日本語に重訳したものが読まれてきたからだ。そこで登場したのが、植木雅俊による画期的なサンスクリット原典からの翻訳。その訳業で、仏教のほんとうの教えが明らかにされた。日本を代表する宗教社会学者・橋爪大三郎との対話の中で、ブッダ本来の教えとは何か、法華経の正しい読み方とはいかなるものかが次々と解き明かされる。全く新しい、最高の仏教入門書!

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ほんとうの法華経 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    これまでにない法華経の解釈や解説。法華経が長い間読まれ継がれてきたのは、その時代に相応しい解釈がなされてきたからではないだろうか。植木先生の「本来の自己に目覚める」という読み方こそ、今の時代になって最も相応しい読み方なのでしょう。

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    教条的にならず、精神を汲み取り、テキストを解釈していく。対談、それも和やかなものでなく、鋭く切り込み、応答する形のため、図らずもテキストの読みが深くなっている。ちょくちょく日蓮の言葉に及ぶが、彼がいかに法華経、釈迦の精神を深く汲み取っていたか、興味深く読めた。

    テキストがにごるというか、後の時代か

    0
    2016年06月11日

    Posted by ブクログ

    最近原始仏典を読み始めたのだけれど、なぜか法華経も気になって、積読してたこの新書を引っ張りだした。

    話がサクサク進むので、入門向きではないです。あと分厚い。
    法華経の内容はざっくり予習でいいけれど、まずは仏教の歴史を一通り頭に入れた上で読んだほうがわかりやすい。

    実際にお経の本文から、この部分は

    0
    2019年11月26日

    Posted by ブクログ

    社会学者の橋爪先生が宗教学者の植木先生の法華経の本に色々と質問をする形で法華経を解説したもの。対談方式なので厚い本がすいすいと読むことができた。興味がある内容だったので面白く読めた。しかし、前提知識が無い人には、「最高の仏教入門」とオビに書いてあったが、入門ではないように思う。

    0
    2018年10月20日

    Posted by ブクログ

    大乗仏教って、なんか大仰だよね〜。

    というイメージを代表するのが法華経で、苦手な世界。

    このお経は、最高だぞ、と言うばかりで、なにがどうスゴいのか、中身がわからない。
    やたらたくさん、菩薩やら人々がでてくるし、地面から菩薩がでるわ、空中に浮かぶわ、とんでもない数の羅列。。。スペクタクルではあるの

    0
    2017年05月01日

    Posted by ブクログ

    法華経のサンスクリットの原典が1837年に発見された.これまでは中国の鳩摩羅什が漢訳したものを我が国では使ってきた.分厚い解説書なので,気になったところを読んだが,難しい.方便品に「輪廻」が出てくる(p96)が,単なる「生まれ変わり」ではないという解説がある.地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六つの

    0
    2016年05月02日

    Posted by ブクログ

    2度間を開けてトライしたけど、2度とも挫折。細かいところをつつきすぎてて(厳密?)、私のレベルには合わなかった。対談形式なのでわかりづらいということはまったくないが、法華経って面白いなぁという感じることはなかった。

    0
    2018年12月28日

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