米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて

米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて

794円 (税込)

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4.0

沖縄戦の直後、アメリカ陸軍は兵士向けに、日本軍との戦闘用マニュアル『卑怯な日本軍』を刊行した。その小冊子には、太平洋戦争の末期、アメリカ軍が日本軍に対して抱いていた「卑怯」というイメージがあふれている。

本書の第一章では、その記述や写真・図版をもとに、アメリカ軍がいかに、日本軍の不意打ち、地雷、トラップといったゲリラ戦術を警戒していたのか明らかにする。
第二章以降では、逆に日本軍が作成した対アメリカ戦闘用のマニュアルを紹介する。対米戦マニュアルの原型は対中国戦向けであり、日本軍の戦法についていえば、日中戦争と日米戦争は不可分であった。また、対米戦法の模索をみながら、日本の軍人たちがどこに勝機を求めていたのかを考察。

気鋭の歴史学者が、マニュアルを読む日米兵士の立場から、あの戦争について考える。当時の両国兵士の意識を知ることは、日米関係の将来を冷静に考えるためにも必要ではないだろうか。

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米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年12月08日

    「英雄たちの選択」に時々出演される一ノ瀬さんの本だったので読んでみようと思いました。
    文章が難しかったうえ、貸出期間が短かったためじっくり読み切れず・・・でしたが、要は米軍は日本のゲリラ戦にビビっていたという話(ですよね?)。

    そういえば映画「硫黄島からの手紙」で栗林中将の介錯をしようとして射殺さ...続きを読む

    0

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