統合失調症がやってきた

統合失調症がやってきた

638円 (税込)

3pt

人気絶頂の最中、突然芸能界から姿を消した一人の芸人──。「タモリのボキャブラ天国」「進め!電波少年インターナショナル」など人気番組にレギュラー出演していたお笑いコンビ「松本ハウス」は、ハウス加賀谷の統合失調症悪化により、1999年活動休止。その後入院生活を経て症状を劇的に改善させた加賀谷は、10年ぶりの芸人復帰を決意する。相方・松本キックの視点を交えながらコンビ復活までの軌跡が綴られる、感動の一冊。

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統合失調症がやってきた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2022/10/22
    いい本。ほんとにいい本。娘が挫けてしまったとき渡してあげよう。がんばらなくてもいい、がんばってもいい。とりあえず食べて生きていよう。

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    2022年10月22日

    Posted by ブクログ

     そう「である」ものがそう「でない」ものに対して経験や世界観を提示する。本を読む醍醐味とはつまりはそういうところに集約されると思うのだが、その点においてよく書けている。書き手が芸人であるからこそ自分のことを突き放して描写できている部分もある(病状によって薬の量を減らしたり増やしたりしているところとか

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    2018年06月26日

    Posted by ブクログ

    この疾患は改めて周囲の理解が大事なのだなぁと思う。相方さんは本当に素晴らしいなと思った。最後のあとがき「社会の偏見は根深く、なかなかなくならない。だけど、ぼくは、偏見がなくなることを期待するより、自分がどう生きるかが大事だと考えてるんだ」が心に残った。

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    2014年10月19日

    Posted by ブクログ

    実際に統合失調症になった人の立場でこの病気を知りたいと思いよみました。
    想像以上に辛い闘病生活に圧倒。そして本人だけでなく彼のすぐ傍らにいてこの病気に対峙していた相方さんから見たこの病気も書かれているので、より統合失調症と言うものを理解しやすかったです。
    ただ、この病気は脳の神経が原因とされるけれど

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    2016年08月07日

    Posted by ブクログ

    ボキャブラ天国大好きでいつも見ていました。今でも生き残っている人たちもいれば、長らく姿も見ていないのですっかり忘れてしまった人たちも沢山います。
    そんなすっかり忘れてしまった人たちの中に「松本ハウス」がいます。
    エキセントリックな動きとパツパツの格好、坊主頭で印象深かったハウス加賀谷は、当時統合失調

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    2020年03月16日

    Posted by ブクログ

    生い立ちから現在に至るまで、統合失調症と悩み、戦いながら生きていく日々のストーリーの記録。

    これぞ、本の醍醐味が味わえるという本。他人の人生を、文字上だけではあるものの、追体験できる。

    統合失調症というものがどういう病気なのか、どういう症状が現れるのか、どのように苦しいものなのか...少し理解を

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    2019年04月28日

    Posted by ブクログ

    一言の重み、空白の奥にある思いやりの深さ。人としてこんな風にありたいと素直に思った。二人の姿は心に残り続けると思う。新聞連載時すでに刺さりましたが、やはり刺さりました。描写が細かく症状についてもよくわかり勉強になった。

    0
    2017年09月23日

    Posted by ブクログ

    お笑いコンビ「松本ハウス」のハウス加賀谷さんの病気について、相方のキック松本さんが聞きとり綴ったもの。私は彼らを知らないので、統合失調症を理解するためだけに本著を手に取った。薬を常用しながら社会で生きていく姿を読みたかった。

    統合失調症という病気を扱っている本であるが、あえて重い本ではないと紹介し

    0
    2016年04月11日

    Posted by ブクログ

    松本ハウスのハウス加賀谷が、文字通り自らの症状を記録した一冊。
    当然ながら統合失調症の話なので、非常に重い。。

    この手の本は比較的読みなれてる自分でも衝撃だったのは、彼が取り立てて不幸な境遇の家庭環境でなく、それでも重度の精神疾患にかかってしまったこと。
    しかも親族にそういう人がいたわけでもなさそ

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    2018年12月03日

    Posted by ブクログ

    私はテレビを殆ど見ないので、この著者のことは全く知らない。統合失調症の患者の体験記として読んだ。
    統合失調症になぜなるのかはまただわからないところが多いとは思うが、草間彌生や著者のように、かなり若い内に発症し、本人も家族も病気と気付かず苦しむことを考えると、、こうした読みやすい本でどんな病気か知らし

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    2015年10月18日

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