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初めて、被害者の少女とその家族の日常に迫った衝撃の書。日本で338万人が打ち、未だ打ち続けている「子宮頸がんワクチン」。それを接種した結果、少女たちに何が起こったのか――。第11回開高健ノンフィクション賞受賞作家が、今まで誰も踏み込まなかった6人の少女たちの日常を取材。想像もできないような、さまざまな症状に脅かされながら健気に闘い続ける娘と、その母の姿を追った。さらに産婦人科医師、治療する医師、厚生労働省などの証言も加え、「子宮頸がんワクチン」問題を多角的に検証。これは決して、「対岸の火事」ではない。
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年08月23日
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子宮頸がんワクチンの副反応と闘う少女たとその母たちについて書かれた本。タイトルが示している通り、まさに闘いだ。子宮頸がんワクチンが異例のスピードで取り入れられた話。その会社とつながりが感じられる各機関。誰も彼女らを認めようとしなかった話。読んでいて憤りを感じると同時に、悲しくなる。この本を...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月25日
心が粟立つような怒りを覚える内容。自分の無知さ、無関心さにも。「クレイジーライクアメリカ」にも書かれていた、外資系製薬会社の腹黒さ。情報操作。それに乗っかる人人。私たちは、もっと知ろうとしなければならない。被害者が、他者の先入観で何十にも傷つくのが、酷たらしかった。少女達の毅然さとそれを支える家族、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月05日
週末から就寝前のオヤスミ読書で読み始めた。ひとり目のルポを読み始めてすぐ、その症状の凄まじさや、周囲からの理解のなさが恐ろしく、眠れなくなってしまった。我が家の娘と同い年の少女たちがわけの分からない症状に苦しめられていて、しかもそれを治す手立てが全くない、という状況に心が痛む。そこになぜ、救いの手が...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月14日
この本を読んでなお自分の娘に子宮頸がんワクチンを接種させようと考える親はおそらくいないだろう。
『子宮頸がんワクチン事件』を読んだ後は作者の冷静なトーンの影響もありまだ私自身安易に判断できないと考えていた。
しかし本書を読んだら公平な視点とかどうでもよくなって、もう誰一人このワクチンのせいで悲しい思...続きを読む
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