政治と思想 1960-2011

政治と思想 1960-2011

1,100円 (税込)

5pt

4.0

日本を代表する思想家が、半世紀に及ぶ自らの知の歩みを語る。デモの必要性を説いた、原発震災後のインタビューを増補した決定版。柄谷行人の入門書としても最適。

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政治と思想 1960-2011 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    60年代の安保闘争に参加し、現在は脱原発のデモに参加する柄谷行人。本作は、インタビュー形式で、柄谷氏の思想と実践を紐解きつつ、日本のあるべき姿を考えている。

    日本が専制国家である理由とは。

    国民が主権者であるといっても、どこにも明確な個人は存在しない。正体不明の視聴率と支持率があるだけだ。与えら

    0
    2012年08月11日

    Posted by ブクログ

    帯の通り「柄谷行人入門として最適な一冊」。
    語り起こしなので、読む上での難易度が低い。

    「反原発」。それだけを心情として決定してはいても、理的なよりどころのない自分には、骨を通してくれる一冊だった。

    日本はなぜ原発を持つのか。
    原子力の平和的利用、石油が枯渇する危機感、炭酸ガスによる温暖化……。

    0
    2012年04月17日

    Posted by ブクログ

    デモについて考えるために手に取ったが、他の話題含めてとてもわかりやすく、マルクス周辺の思想やアナーキズム、日本の新左翼運動などはじめて触れることに対してなるほどと思うことがたくさんあっ。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    1960年から2011年までの日本の政治思想について柄谷氏とインタビュー形式で書かれた一冊。
    お友達が柄谷氏を非常に高く評価されていたので、一度は読もうと、なるべく分かりやすい一冊を選んで読みました。

    1960年代の安保の時代から始まる日本の政治やそれに対する市民の活動など、懐古しながら読み解き、

    0
    2015年01月28日

    Posted by ブクログ

    批評者の知識はあまりにも深く、読者自信にその力を試すものであるが、たやすく読み進めていける文体と内容に感動した。

    これまで固定概念としてあったやや忌避しがちな政治的な思想や活動についても、一般のものが超えやすいように論じている。

    正直、現在の市民活動としてのデモなどに民主主義の危機や、陰謀的なシ

    0
    2012年08月06日

    Posted by ブクログ

     インタビュー形式で柄谷行人のエッセンスをわかりやすく語っています。読んだら「トランスクリティーク」や「世界史の構造」が分かったような気分になれるよ。そんな意味でお得。
     震災後のインタビューでは、特にデモの意味を再考し、その重要性を語っています。実践的な動きには心を揺さぶられたが、しかしそれがデモ

    0
    2012年03月25日

    Posted by ブクログ

    16
    世代論 60年代人
    60年=多様性と近代日本の問題(普遍性、グローバル)から70=ただの学生運動(世界的共通性がない)
    24
    〈六〇年には、グローバルな問題があると同時に、「昭和」という言葉ががはらむような、日本に固有の問題がある。〉
    30
    〈文学は「文学的」ではない。文学には、才能と時に労

    0
    2023年01月25日

    Posted by ブクログ

    柄谷の文章はあまり好きじゃなかったが面白い本だった。ただ理解しても、共感はしない。カントの『永久平和のために』と話の向いている方向は似ているかなと思ったら、柄谷本人も踏まえて書いているみたい。

    0
    2016年04月04日

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