ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
いま、わたしたちは、徹底的に生きのびさせられている。生きのびさせられるために、暴力をふるわれつづけてきた。そろそろ、この支配のための暴力を拒否したっていいはずだ。あえて現代社会で暴力を肯定しなおす!!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
暴力はいけない。そう思っているのに、しびれるように美しく思うことがあるのはなぜだろう。拳や足蹴りを見ながら、胸が熱くなるのはなぜだろう。美しい暴力とそうでない暴力があるのはなぜか。そもそも暴力とはなにか。 暴力とは、自分の人生を自分でかたちづくることであり、自律的に生きていこうとすること。 誰か...続きを読むが何かから解放されようとして暴れる力を目にすると美しく思い、押さえつけ縛りつけるために行使される力を醜く思う。 「ひとのことたたいちゃダメっていうくせに、なんでお母さんはそういうえいがが大すきなの?」といつか聞かれたとしても、これでちゃんと胸張って答えられる。 自分が自分に正直に生きるために暴れる力。「暴力はいけない」?自発的に生きるだけで人はみんな暴力をふるっている。自覚すること。自覚して意識的に生きていけば面白いんじゃないか。だって毎日毎日みんな息を詰めて、なんなんだ、と思う。人生の手綱を他人に預けて、「生き延びさせられている」。他人の押し付けるモラルを守って従順に生きることは自分に不誠実ではないのか。そして第4章には泣かされた。伊藤野枝は凄い女性だな。 栗原さんの本、バカだなーと思いつつ(いきなり「はだしのゲン」の雑なあらすじを7頁に渡って話し始めたのには堪えきれずに爆笑した)すごく共感してしまうんだけど、このままいくとわたしはアナキズム研究会の講演とかに足を運ぶことになってしまうかもしれない。……それはそれでいいか。
関東大震災の際に憲兵隊に虐殺されたアナキスト、大杉栄の研究者による暴力論。 なかなかに刺激的な内容です。 冒頭、いきなり、「暴力を肯定しなおす」 目次はこんな感じ。 第一章 国家の暴力 我々は奴隷根性を植えつけられた 第二章 征服装置としての原子力 生きることを負債化される ときて、最後は おわ...続きを読むりに わたしたちはいつだって暴動を生きている 濃い内容の割に文章は平易で分かりやすいんですが、何を狙ってかひらがなを多用してて、かなり読みづらい(^_^;) 内容が面白いだけにとても残念です。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す
新刊情報をお知らせします。
栗原康
フォロー機能について
「角川新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ
試し読み
伊藤野枝セレクション
大杉栄セレクション
大杉栄伝 永遠のアナキズム
菊とギロチン ―やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ
サボる哲学 労働の未来から逃散せよ
死してなお踊れ 一遍上人伝
執念深い貧乏性
「栗原康」のこれもおすすめ一覧へ
▲現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す ページトップヘ