オーダーメイド殺人クラブ
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オーダーメイド殺人クラブ

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クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は――。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。

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オーダーメイド殺人クラブ のユーザーレビュー

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    くだらない、めんどくさい、おかしいと思いながらも周りに合わせて悪口を言ったり言われたり、仲間外れにされたり、狭い世界の中で必死にもがいて生きてきた学生時代を思い出した。
    ダークであり、暖かいストーリーで、ダサくて完璧じゃないアンちゃんと徳川が好きになった

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    リアル過ぎる中学生活!ああいう感じ、よくあった。今思っても二度と戻りたくない。芹香と同じタイプの女子、いたなー。アンちゃんは強い子!徳川と結ばれたらいいな。最後はちょっと物足りない感じもしたけど、とても良い作品だった。

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    こんな中学生すごい…!
    “中二病”の想像力全開で進んでいく物語に圧倒された。
    中学生のころ読みたかった!

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

     中学生という些細な出来事で友達との人間関係が激変してしまう中で生きることに絶望する主人公が自分と似た感覚を持つ同級生の男子に「自分自身の殺害予告」を依頼するというなかなかお目にかからない物語が展開され、思春期特有の残酷な描写や自信の境遇に悩む主人公の内面は読んでて吐き気がするぐらい苦しいものだった

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    ①キャラクター・世界観
    ☆☆☆☆
    キャラクターや世界観は現実によくある話かもしれない。だが、それを小説に落とし込める作家さんは意外にも少ないと思う。辻村さんは、毎回テーマや世界観を含め、観点が秀逸。
    主人公の小林は、もしかしたら現代ではありふれているかもしれない、死について関心がある女子中学生で、「

    0
    2024年09月12日

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