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Posted by ブクログ 2023年06月07日
ファーストコンタクト三部作『ソラリス』『砂漠の惑星(インヴィンシブル)』『エデン』
原作を読んだのは中学生の時で細部は覚えていないものの、私の価値観に稲妻の一撃を与えた一作。
この本のお陰で宗教や不可知論に傾倒していったので間違いなく個人的インパクトファクター。
緻密に練られた設定、惑星ソラリス...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月04日
本作を読む前にタルコフスキーとソダーバーグの映画どっちも観ていて別に特別好きな作品というわけではなかったのだが(というかあまり覚えていない)原作のほうはかなりおもしろかった。タルコフスキーの映画の方は映像は綺麗だったけど全体的にセリフが少なくてケルヴィンらにあまり人間味を感じないような印象があった
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Posted by ブクログ 2023年05月10日
ソラリスという惑星。
この惑星は、二つの太陽のまわりを回っているそう。
太陽が2つ…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
『ソラリス』には、意思を持った知的生命である『海』が広がっています。
私達が想像している人型の知的生命体のイメージとは異なりますね(^▽^;)
『ソラリスの海』は...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月10日
知的探究心のむなしさを描いている
誰かを知りたいというのは、その人との未来を予見したいという欲求である
それは本当に美しいものか?
・海から生まれた過去のないハリーS
・ハリーではなくハリーSを愛した主人公
二人はお互いに情報を出し合い完全理解しあい、会話すら必要なくなった
その結果二人には何の未...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月07日
昔からハヤカワ文庫のリストで最後に載っていて、名作の評判も高く気になっていたものの、なんか難しげな書評とかみると中々手が出なかった。新装版で、カバーも変わったので年末にエイヤと取り付いた。
異星人が出てきて、コミュニケーションがとれないで・・・なぞと勝手に思っていたのとは全然違う筋立てで、何が何やら...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月19日
1961年刊行、ポーランドSFの名作。冒頭からめっちゃホラー。宇宙ステーションで起こる奇怪な出来事が恐怖をよび、惑星そのものが抱える謎がミステリアスで興味を引く。次第にラブロマンスな展開にもなっていき、一貫してハードSFな世界観もあいまって哲学的な問いかけを迫る。何十年か前に読んだことがあり、新旧の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月15日
この本はエイリアンそのものだ、という意見は納得できる。
読む人によって未知との遭遇であり、記憶と人間性の話であり、ラブロマンスに映る。
そのようにして人を惑わすソラリスの所作は、ほんの戯れに過ぎないのかもしれない。
最後まで、起こったことの訳はわからない。
理解を越えたものとの出会いはどのようなもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月16日
『その神は苦しんでも、罪を贖うわけではないし、何も救わないし、何にも奉仕しない。ただ存在するだけ』
この言葉が、深く印象に残りました。私達自身も何故生まれてきたのか分かりません。この宇宙に存在するものすべてがそんなものなのかなと…。
たとえそうだとしても、よくわからない相手とあったとき、相手に明確な...続きを読む
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