ぼくらの民主主義なんだぜ

ぼくらの民主主義なんだぜ

850円 (税込)

4pt

日本人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。
「論壇時評」はくしくも3月11日の東日本大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。
大きな声より小さな声に耳をすませた、著者の前人未到の傑作。
2011年4月から2015年3月まで、朝日新聞に大好評連載された「論壇時評」に加筆して新書化。

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  • ぼくらの民主主義なんだぜ
    850円 (税込)
    日本人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。 「論壇時評」はくしくも3月11日の東日本大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。 大きな声より小さな声に耳をすませた、著者の前人未到の傑作。 2011年4月から2015年3月まで、朝日新聞に大好評連載された「論壇時評」に加筆して新書化。
  • 丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ(2)
    850円 (税込)
    人間はろくでもない。ここをきちんと認めているからこそ民主主義はすごいし、ぼくらに必要なんだ。ギリシャから現代まで試行錯誤してきた民主主義についての決定版。朝日新聞論壇時評、紀行文など危機の時代を見通すエッセイ20。10万部突破ベストセラーの続編!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ぼくらの民主主義なんだぜ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    学校教育の授業の現場で扱いにくい話題は、性、宗教、そして政治。それは塾でもさほど変わらない。入試過去問題の文章にそれらが扱われていても、何となく回り道せざるを得ない(平安古文なんか大変!)。しかし、日常の会話でも取り上げにくいそれらこそ、実は、教育の現場で語られるべきものだとも思う。オープンに議論す

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    「そこには常にそれ以上のことがある」このスーザン・ソンタグのことばに集約されているように思う。右だ左だリベラルだ保守ださらには善と悪、愛と憎しみなど、およそすべての単純な二元論で結論してはいけないということだ。かといってニヒリズムや相対主義、その他思考停止は、決して許さないという立場。
    一見飄々とし

    0
    2020年04月19日

    Posted by ブクログ

    1762年3月、ひとりの新教徒が冤罪によって処刑された。それを知ったヴォルテールは「人間をより憐れみ深く、より柔和にしたいとのみ念じ」不滅の『寛容論』を書いた。ヴォルテールが見た光景は、わたしたちがいま見ているそれに驚くほどよく似ている。
    ヴォルテールは終わり近くにこう神に祈りを捧げた。「どれをとっ

    0
    2017年01月31日

    Posted by ブクログ

    民主主義とはなんぞやと、深く示唆された内容ばかりで、勉強になった。自分なりの民主主義あみつけるために、何度も読み返すに値する本なのかもしれない。なんか明日からがんばろうかなと思うのは私だけだろうか?

    0
    2016年02月13日

    Posted by ブクログ

    これは素晴らしかったです。色んなところ(大半がいわゆる”小さい声”)から引用されていて、その視点の広さにも脱帽。で、引用文に占められる部分も大きく、実際に傍線を引いたのも、どこかからきたカッコとじの文章が多かったけど、そのいちいちが十分に咀嚼されていて、そしてきっと実際にはその何倍・何十倍もの資料に

    0
    2016年01月19日

    Posted by ブクログ

    民主主義とは結局少数派が多数派に従うことなんだが、それでも少数派が「分かった、ありがとう」と納得出来るような説明が欲しいんだ。

    0
    2015年12月24日

    Posted by ブクログ

    2022年に読むことで「忘れてしまうこと」への危機感をより一層強く感じる。
    自分自身は「忘れてしまうこと」で日常に再び安住していないか?
    忘却に頼って良いものと忘却という選択肢を与えてはいけないものがある。9.11や3.11に代表されるような悲劇は後者であるが日本人は積極的にそれらから目を逸らしては

    0
    2022年03月09日

    購入済み

    げんいちろー!

    流石の一言、高橋源一郎てある
    民主主義をオカタク説明ではない。彼本来のべらんめいでバシバシ切るのは爽快

    0
    2021年07月04日

    Posted by ブクログ

    『恋する原発』を読んだ時は
    よく分からなかったけど。

    現代の社会が直面する多種多様な問題を、
    具体的な人名やその人物の発言を挙げながら
    独自の視点で紐解いていく。

    そして、それぞれの問題の間にある繋がりや
    関係性、根底にあるもの。
    それらについて読者に分かりやすいように、
    著者自身の考えを語りか

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    2011年から2015年にかけて、『朝日新聞』の「論壇時評」に掲載されたエッセイ
    久しぶりに「核」のある本を読んだかな
    民主主義、なんか空気みたいになってしまって
    これではダメじゃん
    でもでもあまりにもいろんな問題が次々に
    自分の立ち位置がゆらゆらするの

    ≪ 耳すませ 小さな声に 目をひらけ ≫

    0
    2018年11月25日

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