日本のエリート リーダー不在の淵源を探る

日本のエリート リーダー不在の淵源を探る

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日本のエリートは、いつ、どのような仕組みで誕生し、国家や社会を動かしてきたのか? エリートの役割とは何か? なぜ必要とされるのか? 官僚、政治家、経営者はじめ、各界の役割は大きく変化し、リーダーの「劣化」が危惧されている。「リーダー不在」といわれる今、日本を指導するはずのエリートを徹底分析して問題点を明らかにする。
そもそも日本のエリートは約150年前、明治新政府によって作られた軍人、高級官吏に端を発している。身分を問わない選抜試験制度が創設され、公平な人材登用がなされたが、厳格な「学力主義」の始まりでもあった。以後、現在まで続く「学校秀才が偉くなる日本型システム」に落とし穴はないのか? 明治以降の教育制度、軍人たちの光と影、そして世界の知的エリートたち――さまざまな実例と比較して新時代のリーダー像を追究する!

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日本のエリート リーダー不在の淵源を探る のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    明治維新から始まる高級軍人・官僚登用の仕組みや実績、日本の政治家や経営者、ガリレオやニュートン、マルクスなど世界の知的エリート達の生涯など、エリートに関する論。
    特に日本での学業重視傾向は、昔からの特徴であるが、幼年学校からの囲い込みによる、視野の狭い人材育成・登用をしたが故に、破滅の道を歩んだ日本

    0
    2017年05月13日

    Posted by ブクログ

    「日本のエリート」
    はじめに「エリートとは、社会の先頭に立って社会や組織の指導者として、人々を牽引していく人のことである。」と定義している。
    軍人、官僚、政治家、経営者、そして社会に大きな影響を与えた知識人をエリートとして考え、明治以降のそれぞれの時代に必要とされたエリートとその功罪について議論して

    0
    2015年08月12日

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