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Posted by ブクログ
快楽には伏流がある。
読み終わって本の題のつけ方が上手だなって
思っちゃいました。
読んでて事件の進み方がわかっていたのだけど
最後の夫のマイケルまで犯罪に絡んでるとは
最後のあたり来るまで気付かなかった。
親が子を押しつぶす関係。
すごく理解できる関係なので
それが開放してくれる相手は子供にとって神。
だけど神だと思っていた相手は悪魔だったっていう今回のお話。
人間は人によって色んな性癖を持ち
その欲求を満たすのは人それぞれで。
そんな欲求を人として道が外れてしまった時点で
犯罪になっちゃうんだなって。
そして、今回もシャルルはかっこよかった。
彼自身の話を詳しく書いてる話ではないので
さらに彼について知りたくなる。
もっと彼に触れたくなる。
そんなお話。
Posted by ブクログ
藤本ひとみの『鑑定医シャルル』シリーズは3作出ていて、この本がその3冊目です。
シリーズの前2作は出版された当時、単行本の頃に買って読んでいましたが、しばらく藤本作品から遠ざかっていて、3作目をまだ読んでいなかったのはブログの2013/2/24の記事 のコメント返しでちょっと触れている通りです。
出てるとわかったら読んでみたくなるのが人情。なにかしらの折に書店などでちょっと気にして見たりしていましたが、最近古本店で見つけてラッキーでした。
買ってすぐに読み始めましたが、内容はというとかなりえげつない物語で。。。(^_^;)
シリーズ通してそんな感じなんですが、平たく言えば、『猟奇的連続殺人事件を追う女性検事代理と若き天才医師』。殺人現場のグロさもさることながら、物語のベースになっている家族の人格支配、これがまた言葉巧みで逃れられないえげつなさ。
面白いからお勧めしたいんだけど、あまりのひどさに勧めるのがためらわれる、そんな本です。あああ。(ノ_・。)
文庫本の巻末に掲載されている対談にもありますが、この本の単行本が出版される頃に起こった現実の殺人事件と類似点があったために、オビに注意書きを載せるようなご苦労もあったのだとか。
抑圧された感情のはけ口が猟奇殺人に向かう少年犯罪は年々増えているような気がして、真面目に読み過ぎると落ち込んじゃいますね。
藤本作品なのでミステリーだと思い込んで読み始めたら、あまりにも最初から犯人が分かっていて、「おや珍しい、サスペンスかしら」と思い分かり切った犯人を追いかけながらも面白くてどんどん読み進めていたら、なんと最後の最後に黒幕発覚。真打登場ー! ヤラレタ。
さすが藤本ワールド。
皮肉たっぷりのシャルルのキャラにハマりますよー(*^.^*)
ところでこの『若き天才医師シャルル』。
藤本作品の中ではかなり定番キャラなんですが、初出は集英社コバルトシリーズの『漫画家マリナ』だったと思うんですよね。
日本人の売れない貧乏漫画家マリナがいろんな事件に出くわして、美少年の登場人物たちと事件を解決していくという、完全に女子向けのシリーズなんですがミステリーとしての質はかなりハイレベル! と、高校生だった私は思ってました。
このシリーズの3作目だか4作目あたりからシャルルは登場していて、結局その後最後までレギュラーキャラとして登場してたんじゃないかと思います。
当時から口が悪くて皮肉屋で、相手をバッサリ切って捨てるような物言いが気持ち良かったんですが(笑)、実はかなり深い心の闇を抱えてて、母性キャラに弱いんです。
だからシャルルが登場する物語には必ずと言っていいほど母性キャラが登場しますね。そういうキャラだけが心の闇に入り込めるんだと思います。
なんて、こんなこと書いてたらまた『漫画家マリナ』シリーズ読みたくなってきましたよ!
いやもう、さすがにもう・・・買わないだろうけどさ。
『鑑定医シャルル』前2作は押入れにしまってあるので、また機会があったら出して読み直して見たいと思います。
面白いんだよー!
Posted by ブクログ
マリナシリーズが凍結されてややしばらくたった頃発刊された、筈。
性格に言えばこれはコバルトではないんだけど。
コバルト文庫で一斉を風靡したマリナシリーズシャルルが主役とあっては読むしかないという勢いで読み始めましたが
やっぱりね、違うんです。
面白いのは面白いんだけど、
やっぱりシャルルはマリナシリーズでこそ本領を発揮するわけ。
同じ作者が描いてるてゃ言っても
下手なパロディ読んでる気がするというか
求めてるものは他にあるのに
似たようなもので自分を紛らわせようとしているだけというか。
はっきり言ってしまえばこんなの書いてないでマリナの続きを書いて欲しい、というのが正直なところ。
まぁ面白かったけどね。
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