幸せの日本論 日本人という謎を解く

幸せの日本論 日本人という謎を解く

924円 (税込)

4pt

3.8

脳科学・ロボット工学者で、幸福学の第一人者による、これまでにない画期的な実用的日本人論。
歴史、文化、宗教、政治、哲学などの観点から西洋と東洋を俯瞰し、日本、日本人の特徴をたどりながら、日本という国が持つ幸福の源泉、日本人の多様性を受容する精神構造などを分析。「日本人は考えをはっきり言わない」「日本人は決断が遅い」など、日本人の短所と言われる特徴は、現代において、本当は長所ではないのか。日本人の持つ10の特徴を挙げながら、短所と思われている特徴が本当に短所なのかを検証。そして、全体が調和し共生する社会モデルとして、日本型システムの理想型を思索しながら、世界がそのように「日本化」していけば、誰もが幸せになれる平和な世界が可能なのかについて考察していく。

前野隆司(まえの・たかし)1962年生まれ。東京工業大学卒、同大学院修士課程修了。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。幸福学の第一人者。主な著書に『幸せのメカニズム』『脳はなぜ「心」をつくったのか』ほか。

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幸せの日本論 日本人という謎を解く のユーザーレビュー

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    匿名

    購入済み

     幸せを科学する著者が書いた日本人論です。著者の切り口は、ちょっと自分の理論に強引にもっていっているようにも感じるが、その科学的アプローチはなんとなく納得させられます。
     日本礼賛の色が強すぎるので、マイナス1です。

    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    日本の組織は決断に時間がかかる構造になっている。

    米国の中心には愛と自由がある。日本の中心には無(無常、無我、無私)がある。

    紀元前5世紀頃のソクラテス、ブッダ、老子などが活躍した時代までは東西ともに中心は「無」である考えが普通だった。それが2,500年にわたって生きながらえてきたのが日本。

    0
    2016年06月14日

    Posted by ブクログ

    地味なタイトルだが、かなり意欲的な著作。主張のすべてが理解できたり納得できるということはないものの、読んでいてウキウキするような気分になったのは間違いない。

    0
    2015年07月08日

    Posted by ブクログ

    日本人は、中心に『無』がある文化を持っていて、どんな新しいことも矛盾なく受け入れ、やがて日本化する」

    自由意思は幻想です。  人々は自分の意識の上に自由意思が生き生きと湧き上がるように感じますが、これは幻想に過ぎない。

    諸法無我の「無我」とは「欲を捨てろ」だと解釈されることがありますが、これは間

    0
    2016年09月22日

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