グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価

グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価

924円 (税込)

4pt

ひたすら改革が叫ばれ、アメリカ発の制度を取り入れてきたニッポンの大学。だが、その有効性はいまだ見えず、グローバル化の荒波の中を漂流している――元東大教授で、いまオックスフォード大学で活躍する著名な教育社会学者が、新米教師の頃、いち早く警鐘を鳴らした「アメリカ大学教育体験記」から、日本の当時と変わらぬ問題点が浮かび上がる。巻末解説文・宮田由紀夫氏(『米国キャンパス「拝金」報告』著者)。

...続きを読む

グローバル化時代の大学論 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年04月06日

    1992年に書かれた日米の高校・大学教育比較についての本を2012年に新書化したもの。20年間の経過による補足もある。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月20日

    米国と日本とでは大学の仕組みがだいぶ異なるのだという。確かに「米国の大学は入学するのは簡単だが卒業するのが難しい,それに対して日本では入学しさえすれば卒業は簡単だ」などということ耳にすることも多い。本書は,英国の大学に籍を置く教育社会学者による,TA(ティーチング・アシスタント)制度,シラバス及び授...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月05日

    日本の学校は、掃除や給食そして部活など人間を作る全てを学ぶ、知識だけではない全人教育である。能力差を個人の努力で狭めることで、その精神力を身に着ける。
    アメリカは、多くの情報からいかに個人の意見を作り出すかを学ぶことろが大きく違ってる。 これが日本人の強さと、グローバルに生きるには弱さにもなる点であ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月10日

    日本とアメリカの教育が置かれているコンテクストがよく分かる。20年前の著作だが、学問的な方法論と両国の底流にあるものは不変だ。

    TA、シラバス、授業評価、トラック。どれもコンテクスト抜きには見る目を持てない。いわんや導入など。

    最後の章の大学の漂流は、日米ともに深刻なのだな。

    ・モノローグとダ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月20日

    第一章は少し古いがTAについてかなり詳しく解説してくれている。この部分をよむかぎりあでは、アメリカの大学の素晴らしさだけが伝わってくる。序説的な部分。第一章は読み物として面白く、かつアメリカの大学の授業とそのための準備も詳細。

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月23日

    本書は,1992年に玉川大学出版部から出版されたものを新書版にしたものとのことです.

    実際,タイトルにもあるように,書かれている内容は,TA,シラバス,授業評価に関する話題が中心で,既に日本の大学で導入され,運用されています.しかしながら,少なくとも私が勤務しているの大学のそれは,あまりにも形式だ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月13日

    「アメリカのトラッキングは、競争の後で敗者を納得させる仕組みを前提にしている。あやふやな「夢」を与えるづける制度という視点は大変興味深い。こうしてみるとアメリカの大学制度に最早学ぶものは?という感一入。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月15日

    基本的には20年前に書かれた本なんだが、日本の大学にあるTA制度の期限などがあって面白い。

    本学、立命館大学などにとっては参考になる本だろう。

    アメリカの私学が陥ったのと同じ罠にはまりつつあるのは制約条件の諸相がにいているからだろうか

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月27日

    アメリカと日本との大学の違い、広く言えば、教育制度や文化の違いが学べる本。自分の知りたいことは後半にしか書いてなかったけど、他国の大学の制度の部分を覗いてみたいなーて人におすすめ!TA制度、授業評価、アメリカの大学への消費者思考、もっと日本の大学に広まればいいな〜

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月12日

    教育学分野における新書とは独特の雑味があると感じる。およそ200ページに抑えることができない本来の研究内容を割愛しすぎ詰め込みすぎるがゆえに曲解や誤解を招きえると感じる。その点から非常に残念に感じた。

    アメリカの大学はあまりに規模が大きすぎて、正直なところ誰も理解しえていないものと考える。アイビー...続きを読む

    0

グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書ラクレ の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

苅谷剛彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す