天皇の料理番 下
  • 最新刊

天皇の料理番 下

660円 (税込)

3pt

好奇心旺盛な篤蔵は、寸暇を惜しみ熱心に修行を続け、華族会館、そして上野の精養軒で働くことになる。フランス語も習得し、ついに西洋料理の本場、パリへ。各国の王室貴族などが集まる一流ホテルで下働きとしてスタートした彼は、人種や言葉の壁、文化の違いを乗り越えて、一人前の料理人として認められていく――。大正と昭和の時代、宮内省主厨長まで登りつめた男の生き様を描く感動長編。

...続きを読む

天皇の料理番 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 天皇の料理番 上
    726円 (税込)
    小さいときから強情でいたずらっこだった篤蔵は、福井の大庄屋の次男坊。高等小学校の時、ひょんなことから鯖江連隊の田辺軍曹からご馳走になった〈カツレツ〉の味に仰天。彼の運命が大きく変わることに――。その後、家出同然に東京へ行き、西洋料理の世界に裸一貫で飛び込んでいく。明治生まれの若者が、日露戦争以降の東京で、激動の時代と共に、力強く成長していく立身出世の物語。
  • 天皇の料理番 下
    660円 (税込)
    好奇心旺盛な篤蔵は、寸暇を惜しみ熱心に修行を続け、華族会館、そして上野の精養軒で働くことになる。フランス語も習得し、ついに西洋料理の本場、パリへ。各国の王室貴族などが集まる一流ホテルで下働きとしてスタートした彼は、人種や言葉の壁、文化の違いを乗り越えて、一人前の料理人として認められていく――。大正と昭和の時代、宮内省主厨長まで登りつめた男の生き様を描く感動長編。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

天皇の料理番 下 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月24日

    皇室の方々は、材料は素晴らしいが、普段は質素な食事をされているんだなと知った。しかし、戦時中は、よく材料を調達したものだ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    最後まで楽しく読みました。ときどき、べらんめえ口調になるので面白かった。宮内庁の人にオタンコナスとか罵声をあびせるのが最高過ぎました。

    0
    購入済み

    TVの脚本もいいけど

    2015年06月02日

    原作はさすが。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月29日

    上巻に引き続き下巻もサクサク読めてしまう。
    下巻は篤蔵が精養軒勤務を経て、いよいよパリへ料理修行に向かう。当時は料理修行のための留学は前代未聞。
    篤蔵の情熱的な向上心がヒシヒシと伝わってくる。
    留学中のエピソードはなかなか秀逸。

    留学を終え、ついに宮内省出仕。厨子長に任を拝命する。普段天皇・皇族が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年04月16日

    大正天皇即位の礼を控え、外国からの賓客に本格的なフランス料理を提供できる料理長として、パリの日本大使館の推薦により宮内省に招かれ宮内省大膳寮司厨長に任じられた福井県出身の秋山徳蔵をモデルにした物語。
    年少の頃から天皇の料理番になるまでの話が魅力的で引き込まれました。時代背景も魅力的でした。後半は、時...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月22日

    下巻はフランスへ料理修行から宮中で働くことがメイン。当時のフランスや、日本の時代感、天皇のお料理を担当するということが、篤蔵を通して事細かに書かれている。けれども面白くないわけではなく、篤蔵のキャラクターが生き生きと描かれ、マイページ楽しい。
    佐藤健主演のドラマとはかなり違う場面も多い。ドラマを見て...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月22日

    アラビア太郎を読んだ時にこの伝記作家に興味を持ち、この本に当たりました。誇大表現もなく淡々と書かれている、対象者は 実際は凄い人物ですが、のがドンドンと読み進められました。
    今巷で炎上している料理人も、昭和だったら問題なかったんだろうと思った次第です。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月01日

    下巻はフランスでの修行から天皇の料理番としてのお話。
    いろいろなエピソードが書かれていますが、美化したりしないで、どこか淡々として、でも味気ない訳では無い、私には丁度良い塩梅の文章でした。
    最期の最後まで料理人として生きた人生に、それだけ打ち込めた情熱や信念を思うと羨ましくもあります。
    久しぶりに伝...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月24日

    昭和の戦前戦後を生きたフランス料理の第一人者にして天皇の料理番になった篤蔵の力強い生き様に感銘を受けた。今とは時代が違うが、どこか懐かしい昭和初期の景色や人々が手に取るように表現される杉森久英さんの文章がとても良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月16日

    料理に挑み続ける姿は達人と呼ぶに相応しいが一歩、料理の道から外れれば只の人でしかなかった。
    人生を料理という刀に捧げられたのだから幸福だったろうなぁ

    0

天皇の料理番 下 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

杉森久英 のこれもおすすめ

天皇の料理番 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す