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Posted by ブクログ 2021年03月14日
この本は、著者・木村元彦によるユーゴ内紛のルポタージュである。
ピクシーことドラガン・ストイコビッチ選手の華麗なサッカーに魅了され、ユーゴスラビアサッカーを愛してやまない著者が
「サッカー」というフィルターを通して、自らの目と耳と足で体験した当時のユーゴ情勢を
一般人の目線でそのまま書き綴って...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月13日
サッカーと政治の冷たい現実
「 7つの隣国、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字により構成される1つの国」ピクシーことストイコビッチなど数々のタレントを輩出してきた多民族国家旧ユーゴスラビア。1990年代の内戦、紛争を経て、1999年にNATOによる空爆を受ける中、それぞれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
『誇り』がストイコビッチに焦点をあてた本であるのに対し、これはユーゴスラビアサッカー全体に焦点をあてた作品。
そして、そのサッカーを切り口にして、ユーゴスラビア紛争やコソボ紛争などを見事に描きだしていると思う。
自分がワールドカップを見始めたのが、98年のフランス大会。そこにはユーゴもクロアチアも...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月13日
サッカーはよく分からない。ルールは知っているし、日本リーグの頃は
閑古鳥鳴く国立競技場にさえ行った。でも、Jリーグになった最初の1年
だけは試合の結果も追っていたが、諸事情によりサッカー観戦を止めた。
ストイコビッチをはじめ、ユーゴ出身のサッカー選手は辛うじて名前を
知っているくらいだ。だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月18日
われわれがさして関心がない事柄でも、マスコミの報道というのは知らずしらずのうちに耳にはいってくるもので、その点ではマスコミの力は大きい。
当時からテレビも新聞もあまり見ておらず、ユーゴスラビア紛争やコソボ紛争に特に関心があるわけではなかったけれども、セルビアに関する悪評はなんとなく知っていた。民族...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月08日
カバーの写真(”NATO STOP STRIKES"と書いたアンダーウェアを着ているストイコビッチ)のシーンは、TVのニュースで見ておぼろげながらに記憶に残っている。しかし、あの時ストイコビッチがどんな苦悩の中にいたのかを当時の自分は全く想像できていなかった。
著者の(あくまで、サッカーを...続きを読む
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