新史 太閤記(下)
  • 最新刊

新史 太閤記(下)

825円 (税込)

4pt

備中高松城を水攻めのさなか本能寺の変を伝え聞いた秀吉は、“中国大返し”と語り伝えられる強行軍で京都にとって返し、明智光秀を討つ。柴田勝家、徳川家康ら、信長のあとを狙う重臣たちを、あるいは懐柔し、あるいは討ち滅ぼすその稀代の智略は、やがて日本全土の統一につながってゆく。常に乱世の英雄を新しい視角から現代に再現させる司馬遼太郎の「国盗り物語」に続く戦国第二作。

...続きを読む

新史 太閤記 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 新史 太閤記(上)
    869円 (税込)
    日本史上、もっとも巧みに人の心を捉えた“人蕩し”の天才、豊臣秀吉。生れながらの猿面を人間的魅力に転じ、見事な演出力で次々に名将たちを統合し、ついに日本六十余州を制覇した英雄の生涯を描く歴史長編。古来、幾多の人々に読みつがれ、日本人の夢とロマンを育んできた物語を、冷徹な史眼と新鮮な感覚によって今日の社会に甦らせたもっとも現代的な太閤記である。
  • 新史 太閤記(下)
    825円 (税込)
    備中高松城を水攻めのさなか本能寺の変を伝え聞いた秀吉は、“中国大返し”と語り伝えられる強行軍で京都にとって返し、明智光秀を討つ。柴田勝家、徳川家康ら、信長のあとを狙う重臣たちを、あるいは懐柔し、あるいは討ち滅ぼすその稀代の智略は、やがて日本全土の統一につながってゆく。常に乱世の英雄を新しい視角から現代に再現させる司馬遼太郎の「国盗り物語」に続く戦国第二作。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

新史 太閤記(下) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月10日

    家康が臣従し、ある程度近畿、関東の平定までの内容。

    相変わらず司馬遼太郎の読みやすい内容でペラペラと手が進んでしまった。

    九州、朝鮮への出兵はこの本では描かれていない。なぜなんだろうと考えた時、豊臣秀吉といえば確かにそれを物語る上で信長時代の出世。その後の豊臣政権確立までが秀吉だなぁと思った。九...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月11日

    うわ〜ここで終わりにするのか!と思うくらいのエンディング。秀吉の生涯を最後まで書ききらない司馬さんにある意味、感謝しながら物語を読み終えました。
    これはすぐれたビジネス書でもあり自己啓発の書でもあると思います。
    俄然、やる気のでてくる物語でした。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月14日

    下巻は天下人を目指す秀吉。一代記ではなく、下巻は大阪城での家康の謁見までです。
    天下統一後の、朝鮮出兵や秀次切腹まで書くと、この本で描かれた秀吉像と整合が取れなくなる?
    圧倒的な筆力です。昨今の作家の歴史小説など、人物像が薄っぺらく、ばからしくて読めなくなりますのでご注意ください。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月21日

    最後までしっかり面白かった!本能寺の変から天下統一を目指すまでの下巻。元同僚達を懐柔し、時には武で制して臣下におさめていくリーダーシップはすごい。残酷なシーンはさらりと書いてあるのも良い。司馬遼太郎は裏切らないなあ…

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月19日

    全国統一のグランドデザインを、日本を経済圏として見ていたのは、武将ではない秀吉ならではの発想なのだろう。してみると、商人上がりの斎藤道三では時代が早すぎたし、織田信長は既成概念にとらわれない頭脳の持ち主とはいえやはり大名であり武士であるから、秀吉のような構想を持ちえたかどうか疑問だ。まさに歴史の要請...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月15日

    下巻はいよいよ本能寺の変から本格的に秀吉が天下統一を果たしていくことになる。

    信長という存在がある限り、秀吉の目的は信長を儲けさせる事。そのためなら信長から殴られようが蹴られようが、その目的のために事をなしていく。

    ふと信長のやり方よりも自分のやり方のほうが上手くいくと思っても、そこは耐える。主...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月12日

    【感想】
    上巻に続き、とても面白かった。
    「本能寺の変」によって仕えていた信長を亡くし、悲しみつつも義理を果たしたと切り替えて、「今度は俺が天下を取る」と計画を達成していく様は、読んでいてとても爽快に感じた。

    (例外も少々あったが)どの敵に対しても慈愛の心を忘れず接し、「不殺をもって人を手なずけ、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月03日

    播州三木城に幽閉された黒田官兵衛を救出するところから天下を平定するまでの下巻。
    山場が3つ、明智光秀の謀反と秀吉の政治的立ち回り、賤ヶ岳の戦いを山場とした柴田勝家との闘争、家康との駆け引き。
    信長の死でそれまで骨の髄まで献身的だった秀吉が自己のために動き出す劇的な描写が印象的です。
    人を引きつける陽...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    非常に読み易く、あっという間に読み終えてしまった。

    何より印象に残ったのが、秀吉は要所要所で腹をくくり、賭けをしていること。
    もしかしたら、1人で相手の屋敷に飛び込んだら殺されるかもしれない。でも、それをしないと事は成就しない。
    常人であれば、相手の屋敷に飛び込む事はないが、秀吉は躊躇わずに飛び込...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月29日

    秀吉が改めてすごいなと思うのは、その処世術。上から気に入られ、下から慕われるための行動力が天才的すぎる。現代の仕事の人間関係にも通じる要素だなあと思った。

    0

新史 太閤記(下) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新史 太閤記 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

司馬遼太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す