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Posted by ブクログ 2023年12月10日
家康が臣従し、ある程度近畿、関東の平定までの内容。
相変わらず司馬遼太郎の読みやすい内容でペラペラと手が進んでしまった。
九州、朝鮮への出兵はこの本では描かれていない。なぜなんだろうと考えた時、豊臣秀吉といえば確かにそれを物語る上で信長時代の出世。その後の豊臣政権確立までが秀吉だなぁと思った。九...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月19日
全国統一のグランドデザインを、日本を経済圏として見ていたのは、武将ではない秀吉ならではの発想なのだろう。してみると、商人上がりの斎藤道三では時代が早すぎたし、織田信長は既成概念にとらわれない頭脳の持ち主とはいえやはり大名であり武士であるから、秀吉のような構想を持ちえたかどうか疑問だ。まさに歴史の要請...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月15日
下巻はいよいよ本能寺の変から本格的に秀吉が天下統一を果たしていくことになる。
信長という存在がある限り、秀吉の目的は信長を儲けさせる事。そのためなら信長から殴られようが蹴られようが、その目的のために事をなしていく。
ふと信長のやり方よりも自分のやり方のほうが上手くいくと思っても、そこは耐える。主...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月12日
【感想】
上巻に続き、とても面白かった。
「本能寺の変」によって仕えていた信長を亡くし、悲しみつつも義理を果たしたと切り替えて、「今度は俺が天下を取る」と計画を達成していく様は、読んでいてとても爽快に感じた。
(例外も少々あったが)どの敵に対しても慈愛の心を忘れず接し、「不殺をもって人を手なずけ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月03日
播州三木城に幽閉された黒田官兵衛を救出するところから天下を平定するまでの下巻。
山場が3つ、明智光秀の謀反と秀吉の政治的立ち回り、賤ヶ岳の戦いを山場とした柴田勝家との闘争、家康との駆け引き。
信長の死でそれまで骨の髄まで献身的だった秀吉が自己のために動き出す劇的な描写が印象的です。
人を引きつける陽...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月27日
非常に読み易く、あっという間に読み終えてしまった。
何より印象に残ったのが、秀吉は要所要所で腹をくくり、賭けをしていること。
もしかしたら、1人で相手の屋敷に飛び込んだら殺されるかもしれない。でも、それをしないと事は成就しない。
常人であれば、相手の屋敷に飛び込む事はないが、秀吉は躊躇わずに飛び込...続きを読む
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