インターネットは誰のものか 崩れ始めたネット世界の秩序

インターネットは誰のものか 崩れ始めたネット世界の秩序

1,980円 (税込)

9pt

3.4

助け合い精神で拡大してきたインターネットの均衡が、大きく崩れ始めた。通信会社が、GoogleやYouTube、USENなどのコンテンツプロバイダーを「タダ乗り」と糾弾。自分たちのパイプにタダでコンテンツを流し、大もうけしていると批判した。一方、これにコンテンツプロバイダー側は強く反発している。両者の溝は深く、このまま最悪のシナリオに向かえば、「高い・遅い・つながらない」インターネットが現実になってしまう。本書では、「タダ乗り論」の根本にある通信量の急増の現状とインターネットのお金の仕組みを紐解きながら、解決策を探る。

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インターネットは誰のものか 崩れ始めたネット世界の秩序 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いわゆるネットワークの中立性に関する解説本です。自著の中では一番わかりやすい本だと思います。ネット混雑とネット利用の公平性という点に絞って書いています。米国でも民主党政権になって、再びネット中立性の議論が盛り上がっています。ちょっとネット中立性の議論のおさらいをしておきたいという時にどうぞ。

    0
    2010年01月04日

    Posted by ブクログ

    学術ネットを発端としている現在のインターネットが商用ネットとして変化したことに環境がついていけず齟齬が起こっていることに対して割と的確に問題提起している。
    私人という立場ではあるが、総務省の現役官僚の発言としてはいいのかなと思うところも見受けられるが。

    2回目:2017年9月3日

    0
    2017年09月03日

    Posted by ブクログ

     これまでネットのインフラ的世界はいつもどうなっているんだろうと思いながら判りにくかった部分がちょっと見えてきたのが大いに参考になった。それでもまだ解りにくい部分が残ったが、それはやはり目に見えない電子的な繋がりの部分だ。どうもこれはだれにもわからない部分のようで、そういうところがネットの技術的世界

    0
    2010年05月09日

    Posted by ブクログ

    2010/04/28
    ネットの急速な普及によってトラフィックが増大した。
    対策として光、P2P、NGNなどのキーワードがあげられる。
    2007年の本なので3年たった今、現状を見つめてみたい!

    0
    2010年05月30日

    Posted by ブクログ

    ブロードバンドのはずなのに、ダイヤルアップ並に遅くなる。ネット世界の南北問題という新たな問題。インターネットは誰も解決できないことが多い。

    0
    2009年10月07日

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