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誘拐事件が連続して起きていた。しかし子供の家族がなんとか払える身代金を要求するため、表沙汰にはなっていない。今、警視庁人事二課・環敬吾は影の特殊工作チームに招集をかける。だがその時、メンバーの一人で托鉢僧の武藤隆は、知り合いの子供が誘拐された事件に巻き込まれていた――闇に潜む卑劣な犯人を必ず炙り出す! ページを捲る手がとまらない、大人気「症候群シリーズ」新装版・三月連続刊行、第二弾!
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Posted by ブクログ
出張に持って行き移動時間や宿泊先であっという間に読み終えた。 内容には作者特有の重厚さがなかった事が理由かもしれないけど、展開の切り替えが早かったので飽きなかった。 チームリーダーの超人的過ぎる冷静さと推測が少ししらけたけど面白かった。
症候群シリーズ第2弾。シリーズものではあるが、前作とは雰囲気を異にしている。前作の失踪症候群は、何らかの理由で新しい自分として生きていきたいと願う失踪希望者を利用した犯罪だったが、今回はそういったものを利用するのではなく、犯人が初めから存在し、誘拐を行うという一般的な犯罪形式となっている。 2パ...続きを読むターンの誘拐事件が同時に起こり、それぞれが分離展開していくという構図なので「あっちはどうなった?」「こっちはどこまで進んだ?」といった感じで、どんどんとページを進めてしまう面白さがある。 どちらの誘拐でも、人間のエゴのようなものがにじみ出ており、最後まで目を離せない展開が続き、読みごたえがあった。
時間があるときに読んでいたら、これ一気読みできるほど面白かったと思う。 次の展開がどうなるか、犯人の出方が読めなかったので。 だけど忙しくて、細切れの時間の中で読んだので、一気にのめりこめない分、欠点に目が行ってしまった。 まず、武藤がかかわっていた方の誘拐事件は、展開が読めました。 犯人が分かっ...続きを読むたわけではないけれど、結局こういう事件になるんだろうなと予想した中での最悪のパターン。 そしてジーニアスの方。 こっちが最初は面白かったんだけど、ジーニアスにたどり着くまでの道のりは、あまりにも幸運頼みで。 だって、人があふれかえっている競馬場で、探している男に出会えるのってどれくらいの確率? さらに後藤巧己という存在。 警察をジーニアスに導くためだけに必要な男。 彼を抜きにしてストーリーを展開させた方がよかったと思う。 彼の出現以降、どんどんジーニアスが安っぽくなってしまって、最後はもう…。 後味の悪い事件。 事件を解決したからと言って、爽快感はどこにもない。 だけどやっぱり一気に読みたかったと思う。 読ませる力のある文章ではあるんだ。
録画したドラマ見終わりました。 DVD版がないのでこちらで登録。 原作は累計45万部を越える貫井徳郎の3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。 シーズン1で、玉山鉄二主演。 1話完結ではないので、見るなら全話をおすすめ。小説も読んでみたくなりました。 シーズン2がWOWOWだから見れないの...続きを読むがザンネン。
前作で気になっていた托鉢僧武藤に焦点が当たった今作。後半犯人が追い詰められていく過程が面白かったです。武藤は今後も環の仕事を手伝うのか?それにしても、環がどんな人物か謎が深まるばかり。三作目も積んでるので読もうと思います。
「症候群三部作」の2作目。 1作目と同様、環率いる秘密組織が、連続する小口誘拐の謎を追うべく行動を開始する。 しかし、今回の主役はそちらのチームではなく、それら小口誘拐と平行して発生した身代金1億の誘拐事件に巻き込まれてしまった環チームの托鉢、武藤である。 全くタイプの違う二つの誘拐が、環の指揮...続きを読むの下で解明の一途を辿る。 1997年に執筆されたと後書きの解説にはあったが、当時は読む人を圧倒させるような斬新なものであったであろう犯行の手口は、今の時代には少し平凡に感じられた。これにはコンピュータやインターネットの目覚ましい発達を感じずにはいられない。
症候群シリーズ、第二作。キーワードは『誘拐』。通常のミステリとは違い、犯人、被害者、チーム環の面々などいろんな視点から事件を記述していてとても良かった。二つの事件が交錯するところなんて読んでて「おぉ、凄いっ!」ってなりました(^^ また黒幕については「いやいやいや、まさかそれはないだろと・・(良い意...続きを読む味でw)」 次作の『殺人症候群』にはかなり期待してます。さて、どんな結末を迎えるのだろう・・?
症候群シリーズの二作目 環が率いるチームで対応するのではなく、武藤が主人公?! 最初の方の誘拐事件の犯人は残念だった
場面や視点が次々と切り替わるので読みやすい。面白かった、けど、後半がちょっと物足りなかったかな…とも思う。 犯人が誰なのかハラハラするというよりは、色々な立場の色々な人の気持ち、こういう状況になったらやっぱり人間はこうしてしまうよな…というような、「人間」を書いた小説という印象。
2つの誘拐事件が絡み合って展開するという、設定が面白い。 元警察官の坊主が巻き込まれる誘拐事件については、かなり犯人たちが用意周到に準備をしているのも関わらず、呆気ないほど簡単に犯人が割れるのが不自然。ここまで仕込みができる犯人なら、最後までもっと計算しているのではないかと思う。 一方、女性が巻き込...続きを読むまれる誘拐事件については、当時とSNSのセキュリティが全然違うので、今読むと完全に時代遅れになってしまった感がある。 ストーリーは面白いのだが、こうした細かい点が気になった。
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