たんぽぽ娘

たんぽぽ娘

たんぽぽ色の髪が風に舞う、未来から来た女はいった。「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」…SF作家ロバート・F・ヤングは、生涯で約二百作の短編を遺した。その魅力を日本で初めて紹介した名訳者・伊藤典夫の編集でおくる、甘く切なく美しいヤング傑作選。永遠の名作「たんぽぽ娘」改訳決定版の他、全十三編。

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たんぽぽ娘 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月21日

    たんぽぽ娘が日本人にはよく刺さると聞いていたが、自分も好みの作風だった。
    少女、時間旅行、再会という、こういう物語に弱いのかもしれない。

    1

    Posted by ブクログ 2020年10月07日

    ビブリア古書堂で「たんぽぽ娘」を知り、井上一夫訳の「たんぽぽ娘」を読み、この本を手に取った。

    「特別急行がおくれた日」
    「河を下る旅」
    「エミリーと不滅の詩人たち」
    「神風」
    「たんぽぽ娘」
    「荒寥の地より」
    「主従問題」
    「第一次火星ミッション」
    「失われし時のかたみ」
    「最後の地球人、愛を求め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月18日

    知らない内に文庫で発売されていて迷わず購入!
    たんぽぽ娘は何度読んでも、みずみずしい作品だと思います。
    その他の作品も、不思議な気持ちや切ない気持ち、色々な感情が湧き上がってくる素敵な作品ばかりです。

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月11日

    青春SFを書かせたら世界一のヤング先生による名短編集。こういう心温まるどんでん返しが得意な作家は、たまにシリアスなの書いてくるからギャップがまた素晴らしい。

    生死観を交えた話もあれば、「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」のようにディックっぽい話も収録されているのでバラエティ豊かな一冊だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月26日

    SF成分の摂取。飯田橋の書店のフェアで見つけたのだっけな。
    初めての著者だったけど表題「たんぽぽ娘」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」あたりが好きだったな。ロマンスの方がうまくまとまってる気がするんだよなぁ。いやオチがつきやすいからすっと入ってくるという話かもしれない。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月17日

    SFというか村上春樹的な話で、人間の心の機微を題材にしたものが多く、また男女の交際もかなりの頻度で物語のキーになっている。短編はどれも楽しめたものの、表題にもなっているたんぽぽ娘自体は普通のタイムパラドックスものでした。

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月09日

    おとぎ話のような雰囲気のあるロマンチックなSF短編集。表題作の『たんぽぽ娘』のみ既読でしたが、やはりこれが最高の出来。
    『エミリーと不滅の詩人たち』『主従問題』『神風』『河を下る旅』も好み。
    面白くないなと思うものもあり玉石混交の感はあります。

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月09日

    ・R・F・ヤング「たんぽぽ娘」(河出文庫)の 「編者あとがき」にかうある。「ヤングの短編集を編むとき、ぼくが特化したのは、ロマンスものーーというか、彼のボーイ・ミーツ・ガールものである。ほか の作家ならいざ知らず、彼の作品中ずばぬけた出来ばえを見せているのはボーイ・ミーツ・ガールものとそのさまざまな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月13日

    奇想コレクション最終回配本。で持っているのに
    文庫本を買ったのは、ざっくりとした短い話で
    ふわっとしたい気分になりたいときに
    ポケットに入れておけるから。
    それにしても、ちょっと前まで
    入手困難な幻の名作がうちに3冊もある。
    ネットで英語版、苦労して読んだ反動だ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月28日

    昔のSF仕立てのファンタジー。やはりこの手のジャンルは短編がいい。

    牧歌的という言葉が似合う。テーマはボーイ・ミーツ・ガール。昔の少女マンガを読んでる感じ。都合よすぎな面は否めないけど、手にした時の期待値よりは面白かった。

    「失われし時のかたみ」。さだまさしの「博物館」って唄に似てるなって思った...続きを読む

    0

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