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カフカの超ネガティブな名言を集めた唯一無二の箴言集、待望の電子書籍化! シリーズ第2弾『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』、本書をコミカライズした『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』も大好評配信中!
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Posted by ブクログ
こんなネガティブな人、見たことない。 だからこそかもしれないが、読んでるとかえって勇気がもらえる気がする。 自分より絶望してる人を見ると、自分がまだマシと思えるからだろうか。
カフカが絶望しながらも生きている強さに逆に圧倒されました。父親の存在、仕事、人間関係、婚約、社会、全ての普通に手が届かない自分と板挟みになりながらも小説を書いたカフカ、意外に強い(?)と思いました。絶望しても不幸ではないカフカ。不思議です。
現実に押し潰されそうな時に読むと、心が楽になる本。全てに共感できるわけではないけど、いくつかは心の底から共感できて、自分の代わりに言い訳を雄弁してくれているような感じ。
こういう思考をしているカフカが後にこれだけ評価されているというその真実に勇気をもらえる、そんな本でした。 とはいえ、生きているうちに評価されないという部分は少しかなしいですが…。 死後、作品が評価されるのは素晴らしいことだと思うけれど、こうして「人間性」とか「人そのもの」を死後に評価するというのは...続きを読むある意味、ものすごく残酷だなあとも思います。 生きているうちに評価されていたら、カフカはこんなに絶望名人になっていなかったのだろうなあ。 個人的にはすごく好きです!
ネガティブも、カフカほど突き抜けると笑えてくる。 漫才で、ツッコミを待っているボケの一言にもみえるし、『すべらない話』の出演者の周りにこんな人間ががいたら「ネガティブすぎるおっさんの話」みたいに出てきても、おかしくないんじゃないかな。 それにしても、日記も手紙もカフカのホンネだったのか?自己演出だ...続きを読むったのか?やっぱり、ホンネなんだろうか。だけど、失礼かもしれないけど、笑えた。カフカは自分にとってツボです。
気持ちが沈んでいるときに読みはじめましたが…。 え…私…カフカほど落ち込んでない!(笑) そんな心境になりました。 読めば読むほど逆にカフカを心配しちゃいます… 世の中にはポジティブな言葉、思考が多いですが、ネガティブな言葉にしかできない、ネガティブの強みを感じました。
カフカのような人でもこんな事を考えるんだなぁと驚いた反面、カフカその人に対して興味を抱いた。機会があれば作品を読んでみようと思う。
一回りして面白いとあったが、まさにその通りの本。 ほんとうに生き辛い人だったに違いない、と断じていいものか迷うがおそらくそうだっただろう。 しかしながら、生涯独身で病気で早死にしたカフカよりも もっとずっと色々欠けている(私含め)人だっているぞ! と思いながら読んだ。 (厳格な親だが裕福な家に育ち...続きを読む、婚約を3回もでき、つかの間の恋人もいて、社会と完全な断絶もしていないで、なにが絶望だコノヤローとも思った) ばっさり切り捨てるなら、ただ甘い。 でもその甘さをあのように惨めなほどに吐露する能力は素晴らしい。そして、彼の作品もけっこう好きだったりする。 世の中は簡単ではない。
絶望名人カフカの人生論 カフカの人生と共に語る「絶望の名言集」。 自分の将来、世の中、身体、親、学校、結婚、食べ物から睡眠までカフカは日常のあらゆる事に絶望していた。勿論、彼の言葉が本心なのかどうかは誰にも分らないが、彼が書いたものにはネガティブな言葉しか並んでいない。小説同様、日記や手紙、ラブレタ...続きを読むーに至るまで、楽観的な記述が無く、現代人の悩みの全てを先取りしたような印象を受けた。 彼は絶望していても、実際は裕福な家庭で育っており、会社勤めもこなす(遅刻は多かったらしいが)普通の人生を送っていた。ただ、あまりに理想が高すぎて、自分の現実とのギャップを感じていたのだろう。自分の人生に絶望しても、多くの作家のように自殺するようなことはなかったし、気持ちを素直に書くことによって、逆にストレスを解消していたのかもしれない。
ネガティヴ過ぎて心身ともに疲れ果て、41歳の若さで亡くなったカフカ。 心配しすぎて不眠になり、病気になり婚約破棄三回。貧乏から叩き上げで一代で財をなした父の強さ、巨大さに怯えるように自己を卑下し、生まれつき裕福で長身痩躯、労働を嫌い、世間に評価されない(当時は)作品ばかり書いたカフカ。 面倒くさ...続きを読むいこと甚だしい男です。が、このネガティヴさは旦那に少し似てる…。
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絶望名人カフカの人生論
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フランツ・カフカ
頭木弘樹
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