みんなバーに帰る

みんなバーに帰る

きみはどこまで落ちていくのか?夜ごとハリウッドの場末のバーに集結する、ありとあらゆる種類のダメなひとびと。ウィスキー、テキーラ、ビールにコカインが乱舞する夜が明け、そしてまた夜が訪れる……。渇いた筆致で容赦なく活写する、酒に踊り、酒に溺れる人々の酔態、痴態、狂態。『シスターズ・ブラザーズ』が話題を呼んだ、鬼才パトリック・デウィットの驚嘆のデビュー作。つねに誰かが酔っている、泥酔文学の金字塔!

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みんなバーに帰る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    舞台はLAの場末のバー。
    ぶっきらぼうな文体。
    主人公の“君”。
    ウイスキー。

    面白くて一気読みした。
    乾いたLAの場末が思い浮かぶし、登場する人たちもリアル。
    肯定も否定もしないところがいい。
    ラストもいい。

    原作はもとより、訳した方もうまいと感じる。

    0
    2017年12月31日

    Posted by ブクログ

    おいおいどうしようもないな、という酔っ払いの話。
    日本でも酔っ払いはいるけど、半分はスナックとかそういう感じが多そうで、でもアメリカはガチで酒だよね。そんなに酒が好きかーってな。
    とは言えこういう店にやってくる変な人々を描写するのは古今東西あるあるなわけで、リリー・フランキーとか書いてそうじゃん、て

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    酔っぱらいってサイテーだよね、うむ。自戒の念とか反省とか色々込めて。そして人が酔っぱらってひどい目に会う話ってなんでこんなにおもしろいんだろうね、困ったもんだ。

    0
    2015年03月02日

    Posted by ブクログ

    ひたすら登場人物全員が酔って薬をキメて落ちていくお話

    多分人間どんなに落ちてもだいたい生きていける、と思わされる

    0
    2022年09月19日

    Posted by ブクログ

    思ったよりお下劣だったわ。読んでて意外に引いてる自分がいた。酩酊してドラッグやってたら、あんまり何とも感じないのかな。この感覚って、自分の赤子のうんこなどは臭いけど、別に汚いとか何とも思わないのはやっぱり愛があるからで。
    酩酊と愛情は似てる雰囲気を持っているが全く違う訳でして。


    バーテンダーはモ

    0
    2019年02月10日

    Posted by ブクログ

    訳文が現在形なのは、原作通りなのかな。自省を伴わない依存症者の物語は読んでいて辛い。観察者であった筈の主人公が酩酊者に堕ちて行く様は笑えない。禊ならば、聖的なものがある筈だが、この小説に出てくるお酒は聖水どころか、悪魔の水ですね。

    0
    2015年05月15日

    Posted by ブクログ

    「泥酔文学の金字塔」という謳い文句に惹かれ読んでみた。語り手が主人公を「君」という二人称で呼び、現在形で実況する文体に最初違和感があったが、Ⅱに入る頃には慣れていた。
    常連達の生態が酷い。主人公はそこそこ大きなバーの補助スタッフだが、仕事中に酒も薬もやっているのにカー通勤だ。吐く、盗む、倉庫で淫行、

    0
    2015年04月16日

    Posted by ブクログ

    献本でいただいた1冊となります。
    いわゆる“泥酔文学”に分類されるとか。

    “泥酔”というフレーズが示すとおり、
    ひたすらに“ダメ人間”の集い、といった風です。

    といっても、教訓臭いわけでもなく、
    ある意味突き放した視点で描かれているのかな、と。

    主人公はとあるバーのバーテンダー。

    彼自身がイ

    0
    2015年03月16日

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