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Posted by ブクログ 2009年10月04日
97年までの作品はそれこそ全部読み尽くした筒井好きだったが、その後はぷっつりだった(満足してしまったのだ)。最近、筒井の名前を(時評含め、パプリカ、時かけetc)聞く事が多く、また読みたくなって、買った。
それぞれ何時ごろの作品か明示していないが、ほとんどは読んだ記憶があった。そういうものは冒頭の3...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月01日
はじめて筒井康隆を読んだ。星新一みたいなショートショート。とくに説明のない日常風味に(当然でしょ?という雰囲気で)異世界という世界観を理解させるのがうまい。それは星新一といっしょだが、星新一は現代からみた落語的なオチがつくのに対して、筒井康隆は異世界が異世界に閉じているままおわるのが新鮮だった。
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Posted by ブクログ 2017年01月07日
リリカル…今さっきその意味を調べてみたんですけれども、なんでも「叙情的」だとかそんな意味らしいのですけれども、果たしてその意味するところが本書の個々の短編に当てはまっているかと言えば…どうでしょう!?
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、切ない…みたいな読後感に浸る短編もありましたけれども、基本的には...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月01日
筒井康隆氏らしいシニカルさを備えつつも哀愁漂う短編集である。技法はいわゆる擬人化や象徴化といった凡庸なものだが、小説の表現手段を知り尽くしており、例えば表題作『佇むひと』のように退廃したやや悲観的な未来像と相まって、読者に不思議な感情を起こさせる(この感情がリリカルというものか)。
個人的に好きな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月04日
【本の内容】
ささやかな社会批判をした妻が密告により逮捕され、土に植えられてしまった。
次第に植物化し、感情を失っていく妻との切ない別れは…。
宇宙の伝説と化した男が、二十年ぶりに帰ってきた。
かつて賑やかだった鉱山町の酒場、冒険をともにしたロボット、人妻となった愛しの彼女。
郷愁にみちた束...続きを読む
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