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Posted by ブクログ 2018年08月17日
山本一力の小説にたびたび登場する土佐の鯨組をメインとした話でしたが、内容的には粋な鯨組や土佐藩の面々が格好良くて面白かったです!
黒船来襲と鯨組との奇妙な関連性を描いた展開でしたが、後半は黒船と命名された仇敵のマッコウクジラとの死闘が良く、また死闘を演じながらも鯨を敬う鯨組の姿勢も素晴らしかったです...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月18日
幕末、土佐の鯨漁師たちと巨大マッコウクジラとの死闘を描く。
鯨漁師たちの心意気や良し!
で、クジラさんってけっこうコワイのですね。
鯨漁師さんたちの、獲ったクジラに対する敬意。
なんつうか、あっちこっちの海でワーワーやってるシーなんたらの団体のヒトビトに読んでほしい、と思いました。
あと、方...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月03日
くじら組とは技を持った漁師が集まった軍団そのもの。南国土佐にて江戸時代の伝統的なくじら漁を営む、漁師の生活及び生き様とペリーによる黒船来航の事件を組み合わせた時代小説。知的と言われる大型のマッコウクジラとの手に汗握る攻防の描写はさすがである。ただくじら組と話題をからめたことに関してはかなり強引な印象...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月27日
山本一力さんの作品、なんとなく一気読みしてしまうんですよね。この作品は、クジラの心理まで 書いてある。少し笑ってしまったけど。ペリー来航の土佐藩領内での発見と、マッコウクジラや、幕府隠密の働きが並行して 話がどんどん進んでいく。山本さんの作品はほんのりとしたお話が多い中、時々緊張感のある作品がある。...続きを読む
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