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実在という物理の基礎概念に根本的な転換を迫った量子力学。その大成功の陰で過去の遺物と思われていた物理論文がよみがえった。いまやどんな論文をも凌駕するほどの勢いだ。それがアインシュタインのEPR論文だ。「量子もつれ」という考えの重要性と有用性が最近認識されて時代の寵児である。実在性と因果律の意味を読み解く。
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Posted by ブクログ
量子力学選書の編者の筒井泉先生の著書。『量子論の基礎』でベルの定理まではやったが、本書ではさらにコッヘンースペッカーの定理(状況に依存する実在)と自由意志定理(粒子の非決定論)まで突き進む。量子力学が生まれ、世界の実在を巡って、科学はここまできているのか、まさに神秘という他ない。矛盾をめぐる議論なだ...続きを読むけに理解が困難な部分を含んでいたが、じっくり取り組めば、強い刺激が得られること間違いなし。量子力学はまだまだ完結していないのだ。
量子力学の分かりにくさをEPR論文を通じて解消しようという試み。数式を使わず簡単な思考実験で解説している。EPR論文についてはその言わんとすることがようやく分かってきたが、その後に続くベルの定理、コッヘン-スペッカーの定理はやはり難しい。やはり「常識」が邪魔をしているのだろう。
最新の物理学では、素粒子に自由意志が「ある」とか「ない」とかって議論になっているらしい。個人的な感覚では、意志を持つのは人間だけじゃね?って気がするが、学術的には、そう説明した方が都合がいいらしい。そんな最先端の物理学の理論を紹介している本。筆者は、自由意志の存在には否定的。「特に家庭内では」ってい...続きを読むう筆者紹介文に、最後の最後で萌死んだ。
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量子力学の反常識と素粒子の自由意志
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筒井泉
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