切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

704円 (税込)

3pt

東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した――。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!

※本書は二〇一三年四月に小社より刊行された単行本『切り裂きジャックの告白』を改題し、文庫化したものが底本です。

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切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    展開が気になって、一気に読み切りました。ドクター・デスを映像で見ていたので、読みながら綾野剛さんが浮かび面白く読めました。雰囲気ドンピシャですね。

    0
    2024年03月31日

    Posted by ブクログ

    テンポが良くてどんどん読んでしまった。

    見てる世界は自分が見たい世界なんだなーと感じた。人の善意を受け入れることの難しさと、他人からは見えない苦しみをわかってもらえない哀しさと。

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    臓器移植をベースにしたストーリー。

    すごくテンポもいいし、最後まで飽きさせずどんでん返しもあり、面白かった。

    それとともになんだか臓器移植の闇、とは言い過ぎかもだけど、他人から命をもらったから頑張ってきちんと生きなきゃいけないとか、
    善意のクラウドファンディング、善意の押し付けとか、怖いなあと思

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

     今年読む機会が増えた中山七里作品の私にとっての6冊目は「切り裂きジャックの告白」でした。
     臓器移植がメインテーマと感じました。助けられる命なら助けたい移植推進派の考えにも共鳴できるし、そもそも脳死状態は本当に「死」と判断していいのかという反対派の考えにも理解できるところもあります。
     もし、私自

    0
    2023年11月14日

    購入済み

    やっぱり中山七里

    本当に面白かった。
    容疑者も二転三転して、結果この人かぁ〜って人が犯人でした。
    中山七里作品ならではの残虐な描写は想像すらだけでゾッとするけど、そのおかげで読みごたえする作品になっていました。
    この作品には古手川和也も出てきてます。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

    0
    2021年05月03日

    Posted by ブクログ

    臓器移植をテーマとした内容。毎度のことながら飽きさせないストーリー展開は秀逸。臓器を提供する意思は本人にあっても、家族にとっては簡単にはい、とは言えない。臓器を提供された側も責任を感じながらこれから生きねばならない。あまり考えたことはなかったが、当事者には大変な問題である。

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    この作家さんの「連続殺人鬼 カエル男」がものすごく好みだったので、他のものも読んでみたいと思い、手に取りました

    ほほう!そうなるか!
    と最後まで予測できない展開が続いてページをめくる手が止まりませんでした。

    強いて言えば、臓器移植に関する議論をもう少し整理してもらいたかったような気が個人的にはす

    0
    2023年12月29日

    Posted by ブクログ

    切り裂きジャックの告白・・・確かに告白だった。
    が内容が重い!重すぎる。
    ∴エピローグで泣いてしまった

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    冒頭からグロテスクな死体で始まる。中山七里さんの作品ではお馴染みすぎて、慣れて来た自分が怖くなる。猟奇的な殺人が、脳死移植を巡る社会派的な様相を帯びる。
    ドナーとなった息子の死を受け入れず、異常な言動を起こす母親が犯人か、とも思わせる記述も良く良く考えると医療関係者では無いことから、対象から外れる。

    0
    2023年07月17日

    Posted by ブクログ

    臓器提供、死に対する線引が人それぞれであり、難しいものであると改めて認識した。
    提供する側に対しては多少なりとも考えがあったか、提供された側のプレッシャーや世間の目は考えたこともなかった。
    提供した子の母親がただただ子供に会いたいために、そっと会いに行く場面はホロッときた。

    0
    2023年07月11日

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