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佐藤優氏推薦! 短くて人を笑わせる話―単にネタを暗記するのではなく、笑いの構造を理解すれば、臨機応変・自由自在に小咄を創り出せる。本書では、日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間に流布する笑いの法則を突き止めて分類し、自作も含めて豊富な例をあげながら、笑いの本質に迫る。詐欺にも似た、相手を錯覚させる方法、同じ内容の順番を変えるだけで悲劇が喜劇になる方法、マクロとミクロを反転させる方法など、思いがけないオチをつけるテクニックをマスターして、窮地に立ったときこそ、周囲に笑いを呼び込もう!【目次】第一章 詐欺の手口/第二章 悲劇喜劇も紙一重/第三章 動物と子どもには勝てない/第四章 お株を奪って反撃/第五章 木を見せてから森を見せる/第六章 神様は三がお好き/第七章 誇張と矮小化/第八章 絶体絶命の効用/第九章 言わぬが花/第十章 悪魔は細部に宿る/第十一章 権威は笑いの放牧場/第十二章 耳を傾けさせてこその小咄/あとがき
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年10月22日
制作の勉強に。
笑いについて、方法論的に整理して考えることの必要性は感じていた。
・予想していた展開と実際のオチとの落差が、笑いになる。
(そこを大きくする努力をしないと笑えない)
→落とすために、先に持ち上げておく。
→動物、子どもなどの存在が、急に理性的なことを言い出す。
→弱者、被害...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月08日
私の話にオチがないのは、
自他共に認めるところ。
それを克服し、且つ楽しめるという本書は
私にとって好都合。
練習問題までついているのだから。
あとがきに著者が述べていることから考えると、
人を笑わせるというのは、
感動させるよりも難しいのだ。
そこに重きを置いて、
小咄を系統...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
おーもーしーろーいっ!!!かねてから、米原さんのエッセイとかでは小咄話がでてきてたけどこういう風にジャンル分けすると、おもしろさ爆発。最後の練習問題は、頭をひねってひねって楽しかった。1番おもしろかったのをココに。−クリスマス・イブの夜、息子に向かって父親がややかしこまって告げる。「ツトムももう大き...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月15日
笑いの構造を分析して、必ず笑える小咄を創作できるテクニックを教える本。
先行き不透明で不安が高まる今だからこそ、ユーモアを忘れないようにしたいですよね。本書は小咄の創作テクニックを通してユーモアを身につけるために必要なことを伝えています。
ユーモアある話ができるようになりたい方は、本書を読むこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月29日
全12章で語られる小咄(こばなし)の数々。それらいろいろな小咄を読むにつけ、フッ、とか、クスッ、とか、ブバッ、とか笑えてしまいます。論理的に分析して、12章に分類してあるわけです。そんな笑い話の考察の仕方って、あとがきにもありますが、珍しいものですよね。そうやって分類されたものを楽しみながら読むこと...続きを読む
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