因果鉄道の旅

因果鉄道の旅

756円 (税込)

3pt

3.3

下品、野卑、矮小、間抜け、暴力的、自分勝手、過剰な自意識と無意識……人間(おもに無名人)の、あらゆる愚かさを冷徹な観察眼で濃厚に描き、笑ってはならぬと思いながらも笑ってしまう究極のエンタテインメント。「中年愛への原体験」「内田研究とビッグバン」「尹松淑さんのこと」他、名作多数を含む現代日本の「旧約聖書」、珠玉の人間紀行。

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因果鉄道の旅 のユーザーレビュー

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    購入済み

    根本敬入門書

    人生解毒波止場や電気菩薩(上)のほうが好きですが、こちらも素晴らしい本です。
    「でもやるんだよ!」「無限の大事業」などの名言もでてくるので、根本敬を読むなら最初はコレ、という感じ。

    0
    2016年10月06日

    Posted by ブクログ

    根本敬を慕う人にとっては惹句のとおり『現代日本の「旧約聖書」』ということになるのだろうが、さほど根本敬に関心がないワタシにとっては、居酒屋の与太話集といった感じの一冊。
    しかし、この与太話がたまらない。有名無名問わず、彼が実際に触れ合った人たち(有名の一例は蛭子能収)のことを語っているにすぎないのだ

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    感想
    妄想を材料に現実を再構成する。駅ですれ違うあの人もちょっとズレた不思議な人かも。気づいていないだけで自分も妄想に揺蕩っているかも。

    0
    2023年01月30日

    Posted by ブクログ

    【無駄の中にこそ宝がある】
    人間観察、と言うには危険な相手と危険な距離感を保ち続けるハイリスク・ローリターンな根本敬の因果人生。
    香ばしさやコク深さを超えたデンジャラススポットに身を投げるその姿勢に尊さを感じつつ、根本さん、危ない!とドキドキしながら対岸の火事をビール片手に見物する野次馬なのだ我々は

    0
    2016年07月02日

    Posted by ブクログ

    初めの方を読んだときは、「ああ、こういう感じか……。
    買わなきゃよかった系かな」と後悔しました。
    なんというか、「俺だけは周りの奴とはちょっと違ったんだ」
    みたいなことを堂々と言ったり書いたりしてる人って、
    あまり好きではないので。
    そして単純に「下品」だったので。

    で、ずっとずーっと読まずに置い

    0
    2012年10月17日

    Posted by ブクログ

    闇本【渋谷で生まれて目黒区で育ったんたけど、小っちゃい頃から嫌な子供だったな。】サブカル界の大御所とのこと。リアルチャネリングの感触。

    0
    2012年09月06日

    Posted by ブクログ

    読み終わるのにものすごーーーく時間がかかった。
    因果鉄道の旅。というタイトルはまさにばっちりだ。
    表紙も中身をあらわしている気がする。
    おもしろい。と言い切ることはできないし、人に薦められないが、おもしろくないとも言い切れない。
    読まなきゃよかったが読んでよかったかもなといった本です。

    0
    2012年06月28日

    Posted by ブクログ

    根本敬の本は初めて。
    みうらじゅんと並びサブカル界の大御所だけあって、着眼点が面白い。
    奇人・変人を研究対象としておもしろがって観察してはいるが、
    けっしてバカにしたり、相手を不愉快にさせたりしているようではなく(この本を読んだだけの感想だが)
    それらの人たちとの付き合いを純粋に楽しんでいるあたりが

    0
    2011年03月02日

    Posted by ブクログ

    以前から読んでみたいと思っていた本。
    多くのサブカル人に強い影響を及ぼしたと言われるほどの名作らしいので。
    この度安価で手頃な文庫版が出たので手に取ってみた。
    うん、思ったより普通だった。
    もう多くの人がこの手のエッセイ書いているからね。
    先駆者といえばそうには違いないのだろうが、21世紀

    0
    2010年05月01日

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