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Posted by ブクログ 2020年03月02日
メコン川というのは,昔は遠くの異世界の話だったが,何回かメコン沿いの街に行くようになり,こういう本を読んだときにリアルに浮かんでくる光景がある。ルアンパバーンとかビエンチャンとかは実際に行ったしな
ということもあって,本に載っている地図はもうちょっと詳細にしてほしいなあ,と思うとともに,写真ももう少...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月01日
インドシナ半島を流れるアジア第三の大河、メコン河。椎名誠が川の流れに沿ってラオス、カンボジア、ベトナムと下り、現地の生活を見て回る。
真っ先にこれらの国の名前を聞くと、プノンペンとかホーチミンとか発展途中の都市の名前が真っ先に思い浮かぶが、ここに書かれてあるのはもっと素朴な生活。想像力を掻き立てる場...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月01日
メコン川を下る紀行文。
昔からこうしているからこう暮らしている、という人々がいたり、政策で集団移転してきた人がいたりというその国々ならでは事情に接した時間も多かったようだが(例えばp.42)、一方で、日本企業が関与するプロジェクトで森林破壊の事例に接することも多かったといい、ラオスでの保水力現象に...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
インドシナ半島の大河メコンを巡る旅。メコン流域の国、ラオス、カンボジア、ベトナムを旅し、滔々と流れるメコンの流域で力強く生きている人々とその生活を独特のおもしろ文章で鮮やかにとらえていく。このようなメコン流域で素朴で自然な人間味あふれる生活をしている人々やその情景への出会いを通して、椎名誠自身、昔の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月12日
読んだのは単行本。 約20年前に買った積ん読本を引っ張り出した。
ラオス北部からカンボジア・トンレサップ湖、そしてベトナムの河口まで。広がるのは、20年前のインドシナ半島のメコン川に生きる人々の漁労を中心とした生活。様々な「待つ」漁を当事者にインタビユーしながら、椎名文体で活写する。魚影は濃く...続きを読む
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