藤原定家謎合秘帖 幻の神器

藤原定家謎合秘帖 幻の神器

748円 (税込)

3pt

藤原定家はある日、父俊成より三種の御題を出された。これを解いた暁には「古今伝授」を授けるという。公家社会に起こる政治的策謀と事件の謎を追い、背後に潜む古代からの権力の闇に迫る鎌倉和歌ミステリ!

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藤原定家謎合秘帖 幻の神器 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    和歌のなかに隠された暗号を解き、「幻の神器」を探す歴史ミステリー小説。園城寺の美僧長覚、紀氏の血をひく岩清水八幡宮権別当の息子潮丸、式子内親王などの助けをかり、藤原定家が難題に挑む。読後感のいい歴史ミステリーの秀作。

    0
    2016年01月19日

    Posted by ブクログ

    百人一首をつかったパズルゲームをカギにした小説かな と思っていましたが、平安時代初期の歴史を題材にしたものでした。
    その時代の小説を読んだばかりだったので、楽しく読書できました。

    0
    2015年10月01日

    Posted by ブクログ

    鎌倉時代初期、藤原定家を主人公にした小説。定家の父の俊成から「古今伝授」を受け継ぐためには、三種の御題を解かなければならない。その俊成が誘拐されてしまい、解放されには早急に三種の御題を解かねばならなくなる。美形だが毒舌びんびんの僧侶長覚と紀家の少年潮丸の助けを得て、謎解きと父俊成の解放に奔走する。

    0
    2021年08月22日

    Posted by ブクログ

    歌に隠された謎解きは面白いが、結局定家が解いた謎はほとんどないという…優秀なワトソンがたくさんいる系ミステリだった。長覚とのコンビの要だが、長覚よりも潮丸のほうが目立っていたような。

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    2016年05月24日

    Posted by ブクログ

    頼朝が鎌倉幕府を開いていた頃の京が舞台。
    紀貫之が弟子に伝授したと言われる「古今伝授」。
    藤原定家は父、俊成より「古今伝授」の相承者の証に必要と、三種の御題を出される。
    御題の謎に取り組み始めた数ヶ月後、俊成が何者かに攫われる。
    三種の御題を解き明かすことが俊成を救う手立て。
    定家は父を救うため、博

    0
    2016年01月09日

    Posted by ブクログ

    歌詠みの名手にして本歌取りの旗手。後の冷泉家当主を胸に抱いて読み始めたものだから、頼りなくて優柔不断で、気が短いくせに臆病な定家像への違和感は残っているが、実のところ、その家柄や置かれた立場を推し量れば、案外、定家はこんな人だったのかもしれないとも思える。

    偉大な父を持つがゆえに、その父に認められ

    0
    2015年03月30日

    Posted by ブクログ

    伝統的な和歌の修辞法を使った暗号解読、和歌の中に隠された暗喩。
    道具立ては興味深い。
    近くシリーズ第二弾も出るらしいので、だんだん登場人物の造形に深みが出てくれば面白くなると思う。

    鎌倉初期の公家がどういう生活をしていたのか、あまりピンと来ないせいか?まだ主人公に思い入れできていない。

    0
    2015年01月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなに和歌が盛り込まれた作品は初めてです・・・当然手に負えないのですが、歌事態が内容に深く関わるからシツコク読んでいました。古今伝授をめぐるなぞはまだ続く。
    感想を書いていて「シリーズ」だと気がついた
    本も唐突に終わった訳じゃなかった(安心)

    0
    2019年02月28日

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