四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説

四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説

865円 (税込)

4pt

「知の巨人」74歳が震災を経て考えた日本の未来。
世の中が前より一層よく見えるようになった――。がんを患いながらも、飽くなき好奇心で精力的な取材を続けるジャーナリスト、立花隆。74歳を迎えたいま、氏は震災後の日本について何を思うのか? 月刊文藝春秋の巻頭随筆全39話を1冊に収録。サイエンス、国際情勢から宗教、歴史まで縦横に論じます。

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四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月24日

    "好奇心の赴くまま、国内外を問わず駆けつけて取材も行う。
    政治、科学、歴史、などなど幅広い知識で探る探求の旅。
    この本から、我々も旅立つことができる。"

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    Posted by ブクログ 2018年11月06日

    立花隆は最先端の科学技術を単純に美化し過ぎるとの批判もあるようだが、それは別の見方をすれば、それだけ科学技術が作り出す未来を信頼しているということだろうし、そのために奮闘している科学者や技術者への限りない尊敬の念を持ち続けているということなのであろう。
    何より、古希を過ぎてもなお知的な好奇心を失わな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月13日

    立花隆のエッセイということで久々に雑学的知識を溜め込もうかという意図で購入。

    最初の方は正直単なる『エッセイ』であり、紙面の長さの都合もあろうが、単なる感想だけかなと。立花隆も老いたと感じたが、後半になるほど良い意味で知識のひけらかしが多くなり、得した気分となった。

    立花氏らしい、科学技術に関し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月01日

    科学や時事などの様々なテーマについて、エッセイ風に書かれている。エッセイだけどアシスタントをつけてちゃんと取材を行ったらしい。コラムによってはちょっと感傷的な感があった。本書を読んでいて、エッセイはやはり、教養が高い著者のものが安定していると思った。これはよいエッセイ。「竹島の棚上げの合意」とか「東...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月01日

     文藝春秋の巻頭随筆を記載。特に、アイヒマンは、凡人だったかが印象的。
    アイヒマンの最後の言葉「もう少ししたら、皆さん、どっちみちわれわれはみな再会するのです。それは人間の運命です。私は生きていたときgottglaubigだった。ottglaubigのまま私は死にます」お進めの本は、「イエルサレムの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月28日

    PTSD→PTG(外傷後成長。ポスト・トラウマティック・グロウス)

    X線自由電子レーザー
    相生市「サクラ」

    光格子時計。
    重力による微小な時間の歪みを計測可能。

    太陽の黒点は、巨大な磁力線の断面。
    →使徒みたいな怖さがある。

    「何でもオープンに」をルールにしている限り、政治も外交も大衆迎合的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月15日

    私の好きな著者のひとりである。最新科学に対する言及は成程と納得させられるものが多い。STAP細胞の問題でも、そこら辺のマスコミとは一味も二味も違う意見だ。

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    Posted by ブクログ 2014年11月09日

    立花隆氏による文藝春秋の巻頭随筆のオムニバス。1つ1つテーマが異なるので、掘り下げ方はそこそこながらも立花氏の幅広い素養が垣間見えます。特に自然科学系をテーマにしたものはさすがとうならされます。X線自由電子レーザー(波長がオングストローム級)を利用すると分子どころか原子レベルの挙動が、十兆分の一秒単...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月11日

    日本の科学技術は超優秀。これらを利用するアイデアと投資が足りない?
    ・原子が見える自由電子レーザー「サクラ」。
    ・百億年に一秒しか狂わない「四次元時計」。

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    Posted by ブクログ 2015年01月24日

    ○○を得ることが出来れば世界が変わる、という論調のドラクエ的な単調さは、本来あまり共感できないのだけれども、「四次元時計」や「核融合」など本書で紹介される革新的アイテムがもたらすであろう大変化には、牧歌的幸福を感じる。軽く読める、科学読み物。
    1908年にツングースカに落ちた隕石が、あと4時間遅れて...続きを読む

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