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夏休みのチーム合宿を終え、 より一段と練習に熱が入るチア部 「ダイナマイツ」のメンバーたち――。 仲間のために、そして自分のために 積み重ねてきた成果を披露する場、 皆の新しい夢の第一歩である 学校祭がやってくる――。 ★単行本カバー下イラスト収録★
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Posted by ブクログ
何度読んでもいい話…。好き…。続いて欲しかったけど、キリはよく終わってるので安心。男子はこれからもがんばって欲しい。金田くんはルートないだろうが…
小池先生、おつかれさまでした。イイ作品をありがとうございました この終わり方にグッと来る一方で、もっと読みたかった、と思わせる、それは良い漫画である証拠だ、と私は感じた 引っ張り方が上手い、って表現はちょい違うかも知れんが、次回作への期待は十分に高まる。一応、断っておくが、別に、小池先生にプレッシャ...続きを読むーをかける気は微塵もないのであしからず 四コマ漫画のテーマに、青春はともかく、チアを持ってきて成り立つのか、と未読の方は疑うだろう。成り立つのであるっつーより、小池先生は成り立たせた 話の主軸はチア部なのだが、それを支えているのは友情や恋愛、仲間との衝突で強まるキズナ、また、親子関係、そして、青春独特の甘苦さ 色んな形のピースが散らばっていると、これで一つの形が出来上がるのか、と不安になる。けど、不思議なもので、読み進めていくと、噛み合わなさそうに見えていたパーツ同士が向きが変わったり、表裏が引っ繰り返る事で、自然にくっつき、素晴らしい完成形に到っていく。しかも、その出来上がったモノすら、次の大作を作るのに必要なパーツになっているのだ 当然と言ったら身も蓋もないが、各キャラが抱えている悩みがそれぞれに違い、向き合い方、ぶつかり方、解く糸口の見つけ方が異なっている点も、面白さを感じる。助け、助けられ、支え、支えられ、お節介を焼く一方で、時に、信じて傍観に徹する、友情ってのは正解なんぞありはせず、同時に間違いもない 互いに刺激し合い、イイ変化を促していく「ゴーゴーダイナマイツ」は、これからも努力を惜しまず、個としてもチームとしても、何より、人間的に成長していきそうだ 部活系コメディとしては一先ずの大円団を迎えちゃいるけど、ラブコメとしちゃ、まぁ、ちょっと消化不良感はある。まぁ、読み手に「その後」を好き好きに想像させるってのもアリだろう 確実にくっつくであろう、梨子と俊也は放っておいてもいいだろうが、問題は夏樹と涼花だろうなァ 現時点では、涼花に男扱いされてない、異性として見られてない、ってのが夏樹の男子高校生らしい悩みではある。しかし、いざ、男として見られてからの方が大変なのでは、と私は推測する 夏樹の事を部活の仲間としてだけではなく、一人の男として好意を抱くようになったら、涼花は今以上に家庭環境を前面に出して、付き合えない、と言いそう。これは夏樹が好きだからこそ、わざわざ苦労させたくない、他のイイ女性を見つけた方が良い、そんなエゴがあってのことだろう ただ、涼花は夏樹を男として見縊りすぎだな。彼は、そういう涼花の、家族を第一に考えて、自分の幸せを後回しにしちゃう、悪い癖もひっくるめて好きになってるんだから、涼花と一緒に幸せになれるんなら、その程度の苦難、屁でもない、と言いきりそう。そこで、また、涼花が惚れ直して、ゴチャゴチャ考えないで、彼の胸の中に飛び込めれば結果オーライだろう あと、白鳥先生は金田の熱烈アタックに根負けしそうだよな、と思っている。頼られたがりな彼女には、何だかんだで、バカな事ばっかり言ってるけど、自分にとって大事な事がちゃんと見えてて、それを守るためにどうすべきかを真面目に考え、動け、なおかつ、白鳥先生に手伝われたい、ではなく、手伝いたい、と思ってる金田の方が、相性的には良さそう なんか、『ゴーゴーダイナマイツ』の完結に対する感慨より、妄想の方が厚くなってしまった。まぁ、これも私の感想らしい、か どの回もグッとくるものばかりだが、やっぱ、最高だ、と感じたのは、当日本番の様子が描かれた、第48話だ。練習で頑張っている姿、それもいい。しかし、感動できるって意味合いでは、その練習量が本番で、成功って形で報われる一瞬だろうな。頑張って全部が上手く行くなら苦労はない。けど、頑張る事に意味がない、なんてのは有り得ない。月並みな言葉だが、努力は自分を裏切らない、ぜったいに この台詞を引用に選んだのは、これに梨子だけでなく、小池先生の人間性も見えた気がしたからだ。『ハチミツとクローバー』の主人公である、竹本くんも悟っているけど、高いモノを作るには、まず、設計図と高さを支える足場が大切になってくる。一番のてっぺんを目指すのであれば、上に立ちたい自分を「お前ならできる」と疑わずに、全力で支えてくれる足場の人々への感謝を忘れちゃいけない。足場への尊敬があるだけで、上から見る景色の美しさは変わってくるもんだ
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