武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景

武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景

803円 (税込)

4pt

4.0

忍藩の下級武士が描いた『石城日記』。飄々とした作者の人柄がにじみ出ており、思わず吹き出すような滑稽味にも溢れている。貧しくも心豊かな武士の日常生活の貴重な記録。『幕末下級武士の絵日記』を改題。

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武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    忍藩の下級武士尾崎石城が日記を書いた約二年間の記録である。家族や寺の和尚、町の人々と上下貴賎の別なく酒や食など楽しみ、また人に対して情けをかけ国を憂い、真剣に考えていた当時の人々の息吹きを感じられる一冊。石城は明治初年40代で没しており、日記に登場していた人々のその後もわかっていないが、当時の人々が

    0
    2016年04月16日

    Posted by ブクログ

    心がほんわーとした。昔の日本人って、貧しくても、心は豊かだったんだなと。今の私たちもしっかりしなきゃ、大切な物を失わないようにしなきゃと思った。

    絵日記を書いた主人公の尾崎石城は、自分の身を省みずに藩に熱い思いを訴え、蟄居を申しつけられ、中級武士から大幅に家禄を減らされ、養子先からも離れ、妹夫婦の

    0
    2015年12月13日

    Posted by ブクログ

    ・大岡敏昭「武士の絵日記 幕末の暮らしと住まいの風景」(角川文庫)は、 現在の埼玉県行田市にあつた忍(おし)藩の下級武士尾崎石城「石城日記」全7巻による。これは現代風に言へば絵日記で、本書はその絵と文章を取捨選択して まとめたものである。従つて挿絵豊富、見てゐるだけでもおもしろい。文章が読めれば筆者

    0
    2015年01月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幕末に生きた忍藩(埼玉県行田市)の下級武士の絵日記についてまとめた一冊。
    彼は元々は中級武士であったが、藩政批判をしたために禄を減らされ、妹夫婦の家に居候し、毎日のように近所の友人の家や寺を訪れ、酒を飲んでいる。1日に数件の家で飲むこともしょっちゅう。二日酔いもしょっちゅう。たまに居酒屋(料亭?)で

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    2021年09月17日

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