烏金

烏金

605円 (税込)

3pt

因業な金貸し婆・お吟のもとへ押しかけ、金貸し業の手伝いをする浅吉。新しい発想で次々と借金をきれいにし、貧乏人たちを助ける彼には、実は秘密があった。大金を得るべく浅吉が仕掛ける真の目的はいったい……。日本ファンタジーノベル大賞作家が江戸を舞台に描いた痛快時代エンターテインメント小説!

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烏金 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    浅吉がお吟さんの孫とか、実は村を救う為の行動とか、読み進めるうちに判るのがいいかな。はむほたるに続くの知らなくて、また読み直すきっかけになるし、もっとお金にどす黒い話かと身構えていたのに、算式とかピンと来ないけど、そういう文化を知ること、仕事の工夫してやり方とか勉強になります

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    Posted by ブクログ 2021年10月18日

    時代小説ではありますが、
    難しい表現や引っかかる人物描写もなく、
    サクッと気軽に読めました

    へー、烏金と呼ばれる職業があったのかぁ
    素直にそう感じ、どんな時代も庶民は様々な仕事で生きていたんだろうなぁと想像も膨らんだので、最高評価です

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    Posted by ブクログ 2021年05月29日

    内容(「BOOK」データベースより)
    因業な金貸し婆・お吟のもとへ押しかけ、金貸し業の手伝いをする浅吉。新しい発想で次々と借金をきれいにし、貧乏人たちを助ける彼には、実は秘密があった。大金を得るべく浅吉が仕掛ける真の目的はいったい…。日本ファンタジーノベル大賞作家が江戸を舞台に描いた痛快時代エンター...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月02日

    西條奈加さんの、上野池之端 鱗や繁盛期が、人の心がかよっていて面白かったので、烏金を読んでみた、烏金とは、大体内容は想像がついたが、最後のお吟と浅吉の関係は予想外でした。近々作者の本をもう一冊読んでみようと思う。

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    Posted by ブクログ 2012年03月04日

    ひさびさにきたー。ほわっとした。「本は人生のおやつです」さんが書いた帯どおり。『良い話に涙したい方へ』

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    Posted by ブクログ 2010年02月06日

    江戸時代版「ナニワ金融道」みたい
    借金基礎知識がつきながら、ちょっぴり人情謎解きみたいな。
    江戸の人って本当に、こんな”その日暮”だったのかぁ、たくましすぎる。

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    Posted by ブクログ 2016年08月17日

    金貸しの因業ばばぁ、お吟の元へ、あるたくらみを持って転がり込んでくる、浅吉。
    金儲けに拘っている様でいて、その実、借りる側の生活を立て直す知恵を授け、手間をかけて面倒を見ていく、松吉のギャップが不思議だったけど。
    最後にお吟と松吉の関係が明かされて、すっきりする結末。

    賢い烏(カラス)、豪快な算術...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月25日

    業突く張りの金貸婆さんと、その金を狙うヤクザ出身の主人公浅吉が頭を振り絞って貸金を増やす話しと思ったら深い訳があった。徐々に出自が明かされ、庄屋の息子だったのだが、家を出てやさぐれる。算術師の師匠に出会い、無理矢理お供ににさせられるが算術にも目覚める。得意の算術で借金苦に喘ぐお客を助け、お客を増やす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月25日

    烏金/ 勘左のひとり言

    浅吉さん 何でそんなことするの?
    あんたはだぁれ?

    そうだったの……

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    Posted by ブクログ 2021年12月04日

    ざっと読んだことがあったのだけど、「はむ・はたる」の後に読み直し。どちらかを知らなくても影響ないけれど、読むと深まる。そうかそうか、この時の子どもたちが…、と納得。
    いつもながら、女性たちがかっこいい。
    また、算学の存在が印象的で、当時のレベルの高さが窺え、身分を越えて交流を深めるものでもあったこと...続きを読む

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