えへん、龍之介。
  • 完結

えへん、龍之介。

759円 (税込)

3pt

恋に仕事に人生に、大正文豪も忙しいのだ!! ――“僕たちはただ百年残る言葉を探しているのだ そのために今 生きているのだ”文壇のスーパースター、芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)。緻密に入念に作品を彫琢する一方で、女の罠にコロリとはまってしまう偏屈でハンサムな愛すべき男の素顔とは……? 数多のマンガ読みが偏愛する奇才・松田奈緒子がデビューまえから温めてきた待望作!

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えへん、龍之介。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年01月27日

    勉強漫画特集からのチョイスだったか。かつ、入手してから気付いたんだけど、実は『重版出来』の作者の手によるものだった。かの作品もかなり出来が良いけど、一巻完結の本作も、なかなかの読み応えだった。正直、文豪に対する興味はほぼ皆無なんだけど、”こんな人と交流があったんだ⁉”っていうなるほど感とか、意外にも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月25日

    7月24日は河童忌だったので読んでみました。
    芥川龍之介と当時の文豪たちの普通の日常が描き出されていて身近に感じられつつも、彼らの発するさり気ない一言に心揺さぶらました。

    僕達はただ
    百年残る言葉を探している

    「話らしい話」などいらない
    わからなくていい
    美しければいい

    筋は消える
    美しい塊が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月28日

    重版出来で松田さんに興味を持って購入。暗いイメージのある芥川に親しみを覚えて,改めて芥川を読もうという気になりますね。終章で二男が汽車に向かって叫ぶシーンで何故か涙が出てくる。

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    Posted by ブクログ 2011年10月21日

    軽い雰囲気のタイトルと冒頭からは想像もつかない幕切れ。文学に取り憑かれ時代に翻弄され徐々に生きる力を失っていく様が苦しい。エピソードとその解釈に著者の龍之介への思い入れの強さが窺えた。

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    Posted by ブクログ 2012年09月24日

    松田さんは芥川が本当に好きなんだな、と感じさせられる一冊。

    田端の地形までを作品に取り込んだ第一章から引き込まれた。
    もうあの頃の田端なんて、どこにもないのに。
    地形さえ、大きく変わってしまったのに。
    大正の田端の雰囲気って、きっとこうだったんだ、と感じる。

    平塚らいてう夫妻や、文夫人がとても魅...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月17日

    文豪達が身近に感じられ、きちんとエンターテイメントになっている所に作者の力量が表れている。過剰にドラマチックではなく、淡々と日常を表現していることが、肝。
    時代は、明らかにドラマチックだったから、いくらでもそちらに振ることは出来たはず。

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    Posted by ブクログ 2012年11月09日

    芥川ってこんなに親しみやすいのか!
    芥川を始め数々の文豪たちの考えや思いにも触れられた。
    物語としても純粋に面白い

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    Posted by ブクログ 2012年09月28日

    芥川龍之介を中心に萩原朔太郎、室生犀星など、大正時代の文豪達のお話。

    絵が独特なのですが、味があります。

    「文学だけが情熱なのです」的な言葉が、頭から離れません。
    100年先も残る言葉を、探している・・・。
    後に文豪と呼ばれる人が、まだただの人だった日の話。

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    Posted by ブクログ 2012年01月15日

    高校時代に夢中になって以来、ずっと芥川龍之介が大好きだ。近代日本文学を読み始めるきっかけを与えてくれた文豪として、私の読書人生においてもはや初恋の人的存在。はじめて全集を読破した作家でもある。
    そんなわけで、ついつい買ってしまった。我ながらミーハー?

    描かれるのは田端在住時から後のおはなし。一貫し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月16日

    山田詠美が エッセイの中でほめていたのでつられて買ってしまう。こういう文豪のエピソードを漫画にしたものは初めて。なかなか大正から昭和にかけての社会背景を面白く描いている。

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