ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、日本人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼした。論客として著名なOBが、自らの体験と新規取材の両面から、R社の実態に迫り、将来を展望する。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
人材輩出企業、高い営業力、ブランド、モチベーション・テンションの高さ、新規事業……。 世の中に流通するリクルートのイメージについて、OBであり顧客企業経験者という視点から、「それらはもはや幻想ではないか」と切り込んでいる。 痛烈な批判であると同時に、リクルートへの強い愛も感じる。そこから...続きを読む見てとれるのは、この会社はやはり、強い遠心力と求心力をあわせ持つ集団なんだということ。 リクナビの功罪のパートは、この世界に身を置く自分にとって、それはメーカーだけの責任ではなく、関与する事業者すべてが考えなくてはいけない問題だと感じた次第。 なんと言っていいかちょっと言葉に迷うけど、うん、面白い本でした。
元リクルートで働いてた方の暴露本的な色んな観点から捉えた本。 ここまで書くのはすごいんじゃないかな。 下記は抜粋メモ リクルート話法やトーク開発があるのが面白い。人を煽り、時には脅迫するような話法だったり、営業の場面で顧客を説得する、納得してもらうための営業トークを開発する。 また実はリクルートは...続きを読む最強の営業集団と言われてるが本当にほうなのか、そうは思えなかった。商品、知識のサービスが弱くヒアリングも雑、提案も弱いのではと感じていたとのこと。 営業力が高いのではなく営業マネジメント(目標設定、行動モデルの設定、それらの徹底)が強く、いつも頻繁にやって来るリクルートの営業イメージをつくってるのではないか。
「リクルート」という会社に対して社会が持っている幻想を疑う。常見さんの、かなり気合の入った作品だと見られる。 わたしはリクルートを称揚しているわけではないのですが、社会的には、「きらきらした」会社やと見られてるのでしょう。こういうのは、リクルートに限った話ではないけど。じっさいのところ、どうなのか。...続きを読む一人ひとりが考えないとねぇ。 最後のあとがきに、著者の熱がこもっていて、いい読後感でした。
元リクルート社員の今のリクルートに対する考察をした一冊。 本書を読んで、日経の記事と筆者の考えの比較は興味深く感じました。 自分もリクルートに対して営業力の強さや人材輩出企業であること、新規事業を創造しているイメージが強かったのですが、著者が各章で指摘している内容は確かにと思うところは多々ありました...続きを読む。そして、筆者のリクルートへ危機感と期待を感じました。 本書でも書かれているように同社が今の日本の大企業と同じく、IT化やグローバル化の波に飲まれ、今般の上場に至ったというのであれば非常に悲しいことだと自分も感じました。 昭和の時代に築き上げた情報誌ビジネスでの企業と顧客を繋ぐビジネスモデルに続く、IT社会でエッジの効いたリクルートらしさのある事業を興して欲しいと思い、そして、それが著者の同社に対する提言ではないかと読んで感じました。
リクルートというものに関してCMのイメージぐらいしかない僕が読むとそういう会社なんだなとわかるが、常見さんも先輩やOBなどに書いた方がいいと言われたと書いているようにどこか苦悩しながらも書くべきだと腹を決めて書いているのは伝わる。僕はまったく関係者ではないのでどの辺りの事がこのタイトルや内容で身内だ...続きを読むった人が反応するのだろうかとは思う。あげあげテンションでノリノリな社風というか、そういう人たちの会社は出て行って批判するものには厳しいのだろう。 これを書いた事で常見さんは次に行けるのかなと思ったりもした。
憂国ならぬ憂社、憂リク。世間の評判からかけ離れる現実。リクルート上場という奇妙な冒険がどこ行くのか、面白い旅、良い旅になって欲しい。歴史から学び現実を直視し、上ではなく前を見て欲しい。リクルート関係者、信者の皆さん、目を覚ましてください! 糾弾ではなくエール。
入りたい人より欲しい人を採用する 自己有能感の実感、自己決定性、社会承認性を動機付け三条件として置いている
元リクルートの人による本というとリクルート賛美が多いが、この本はリクルートを批判している。そこが初めて読むもので面白い。ただ一個人としての意見という側面があまりに強く、限りなくエッセイに近い。
1社目が同社グループ出身者で創業された企業で興味あったので手にした。確かに同社への幻想は一定層にはあると思う。仕組み化するのがうまい会社だなという印象を同社に持っていたが、それを裏付けるような話が、主観的に嘆きモードで進んでいく。また利益至上主義と自己中な営業を強引にすすめつつ、武勇伝に昇華するのは...続きを読む不変らしい。筆者の主観が多いが、同社グループ出身者が関連する企業で働く人たちは、1度読んでみてもいいと思う。
【学び】 ・間違いなく「仕組み化」にシフトしている ・提案力ではなく、やらせ切るマネジメント力の高い企業 ・一兆円の赤字を返してきたため、金には極めてシビア。金にする力は強いが、その先に誰にどんな価値を産み出すのかということが大事。 【所感】 近年のリクルートが「仕組み」で勝つ戦略に思い切りシフトし...続きを読むていることがよくわかる。自分は競合で働いているが、IT投資、量とスピードの戦略は肌で感じるところ。筆者は玩具メーカー人事の頃に知ったのだが、物事の本質を掴みにいく姿勢と恐れず主張する姿勢は好感が持てるが、やや何事も批判的に捉えすぎの部分も感じた。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
リクルートという幻想
新刊情報をお知らせします。
常見陽平
フォロー機能について
「中公新書ラクレ」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
IT企業という怪物 組織が人を食い潰すとき
「意識高い系」という病 ~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー~
エヴァンゲリオン化する社会
親は知らない就活の鉄則
困ったときに本当に使える 就活のヒント100
社畜上等!
就活格差
「就活」と日本社会 平等幻想を超えて
「常見陽平」のこれもおすすめ一覧へ
▲リクルートという幻想 ページトップヘ