「イタリア」誕生の物語

「イタリア」誕生の物語

1,595円 (税込)

7pt

4.0

一八世紀末、イタリア半島は小国の集合体だった。サルデーニャ王国、ジェノヴァ共和国、ヴェネツィア共和国、モデナ公国、パルマ公国、トスカーナ大公国、教会国家、ナポリ王国、ハプスブルク帝国領のミラノ公国……。フランス革命の風を受け、統一国家「イタリア」の実現を目指す「再興(リソルジメント)運動」の激しいうねり。大国フランスとオーストリアの狭間で、いかにして「想像の政治的共同体」は成立したのか? (講談社選書メチエ)

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「イタリア」誕生の物語 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年07月09日

    イタリア近代史の大家、藤澤房俊先生の一般読者向けの概説書。
    リソルジメントの流れが綺麗に整理されてるが、相変わらず「」ばかりで読みにくい(^^;;笑

    西ローマ帝国が滅びてたから、中央権力が不在になったのが日本と一番違うところかなあ。
    特に南にナポリ王国や両シチリア王国ができたことが南北問題の端緒の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月23日

    いま目の前にないものから、国という一つの虚構を創り出すストーリー。
    理想とするローマ帝国という求心力はある半面、イタリアという地域は領邦国家の歴史が長く一筋縄ではいかない。
    人間の営みはかくも複雑で、かくも美しい。日ごろのビジネスにも応用できそうな印象を受けました。

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