人は放射線になぜ弱いか 第3版 少しの放射線は心配無用

人は放射線になぜ弱いか 第3版 少しの放射線は心配無用

1,078円 (税込)

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【第2回講談社科学出版賞】 現在の定説「放射線はどんなに微量でも毒」への科学的反証。放射線の健康影響資料と動物実験を厳密に調査し、少しの被ばくなら危険ではない多数の証拠を記述。最近の生命科学でわかりはじめた「人体防御機能のすばらしさの秘密」の一部を紹介。「放射線は少しなら心配無用」といえる科学の時代がきたことを本書は告げる。(ブルーバックス・1998年12月刊)

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人は放射線になぜ弱いか 第3版 少しの放射線は心配無用 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    第3版の巻頭言は、標題とは異なり、人は低線量率放射線に強いという意味の発言がある。
    昔から、日本では、放射線がある温泉を利用してきたので、医学利用の歴史は長い。

    放射線で他国では禁止されているひじきなどを食べている。
    現実をしらないと、世の中で流布している情報に論理のすり替えがあるかもしれない。

    0
    2012年12月23日

    Posted by ブクログ

    発がんの危険率に”安全量”はないと考える直線閾値なし仮説の考え方は、1985年の最初の国連科学委員会で、遺伝学者が主張して、医学者の反対を押し切って国際的合意として採用され、以後、国際放射線防護委員会(ICRP)はこの考え方を基本としている。
    池田信夫さんのブログ2011.04.26には、ICRPは

    0
    2012年02月05日

    Posted by ブクログ

    科学は、「ない」ものを証明できない。
    これが基本。
    でも、著者は、「ない」と言い切るところに軸足を置いているように
    思われます。

    そこだけが引っかかるところです。

    「いまの科学技術では、心配があるとは言えない。」
    が正しいんだと思うけど、
    そういうあいまいな物言いでは、科学に携らない人々
    の信用

    0
    2013年01月11日

    Posted by ブクログ

    この本(というか著者)に関しては,賛否が分かれているようで,そのあたりのディベートの材料としても適していそうである.

    著者の示す動物実験データは説得力がある.
    しかし,人間のデータに関しては「放射線の恐怖によるストレス」の大きな影響を指摘しており,これについては検証が困難なだけに世間を納得させるの

    0
    2012年05月27日

    Posted by ブクログ

    魔女狩り的に、放射線ならどんな数値でも怖がらなければならないという風潮はやはりおかしいと思うし、データを検証して正しい知識を身につけなければならないと感じた。
    311を経た今、放射線の何についてはどれくらいの測定値なら大丈夫かについて、新しい計測データで検証しなおして欲しい。

    0
    2012年02月07日

    Posted by ブクログ

    著者は原爆投下後の広島で、実際に被曝サンプルを集めて調べたことをスタートとし、生物への放射線の影響を研究してきた、物理学と遺伝学と基礎医学の学者。

    原爆被曝の急性症や放射性物質事故の白血病やがん発病などの統計と、胎児被曝も含む動物実験から、「直線しきい値なし説はどうも当てはまらない、それはなぜか?

    0
    2011年12月21日

    Posted by ブクログ

    ホルミシス効果の第一人者である近藤宗平氏の著。基本的には、放射能安全路線で書かれている。個人的には、ホルミシスについてはありうる話だと思ってはいるが、だから原発事故も問題ないというのはどうかと思うが・・。
    この本については、とてもわかりやすく書かれているので、放射線についてのひとつの説を学にはよいか

    0
    2011年09月19日

    Posted by ブクログ

    この時期にこの本は毀誉褒貶が甚だしいが、いい加減な本ではないと私は判断する。将来肯定されるにしても否定されるにしても根拠はちゃんと示されている。カール・ポパー的に言えばこれでいいのではないかな。

    0
    2011年06月26日

    Posted by ブクログ

    「ニセ科学はその真偽の追究を阻止して、同意を求める」(カール・セーガン)。この本は「放射線は少しなら心配無用」(閾値の存在)を説明している。つまり「放射線はどんなに微量でも毒」は間違い。

    0
    2011年06月01日

    Posted by ブクログ

    福島原発の事故によって、放射能に関して勉強している人は多いでしょうが、本書に基本的なことが書かれています。
    特に遺伝すると勘違いしている人がいますが、きちんと本書を読みましょう。

    0
    2011年05月01日

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