てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書

てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書

616円 (税込)

3pt

フグの毒で客が死んだ事件をきっかけに意外な展開をみせる表題作「てとろどときしん」をはじめ、大阪府警の刑事たちが大阪弁の掛け合いで6つの事件を解決に導く、直木賞作家の初期の傑作短編集。

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てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 のユーザーレビュー

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    購入済み

    2021年06月25日

    おかたい刑事モノとは一味も二味も違い、また人情刑事モノとも違う。
    黒川刑事モノとでもいえば良いでしょうか。
    劇画タッチでもない人間的な刑事が出てきます。脇役で出てくる人も、
    犯人も皆、人間的です。そのへんにいそうな人ばかりです。
    それがために、気持ちが入ります。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月15日

    表題作「てとろどときしん」含む6作の大阪府警・捜査一課事件報告書
    「てとろどときしん」は、1987年2月オール讀物に掲載 黒川さん初の短編小説だそう
    2023年、令和5年に読むと36年も前になるのか
    いまの時代と合わない、だいぶ変わっているところもあるが、悪人のやることは同じ いまも昔も、犯罪は、手...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月31日

     大阪府警の捜査員を描いた短編集。

     2話目と6話目は容疑者や事件関係者の視点で、残り4話は捜査員の視点で描かれている。全6話。再読。

         * * * * *

     個人的に気に入っているのは「黒マメ」コンビが捜査に当たる話。(1・4・5話)

     マメのマメさと卓越した推理力が痛快なのはもち...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月06日

    こういう刑事モノもあるのか。もちろん事件解決が前提だけれど、トリックや動機よりも、刑事や犯人、関係者の人柄や人生にフォーカスした短編集だった。馴染みのない大阪弁もすんなり読むことができて、楽しい。次は長編を読んでみたいと思うことができた。

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月03日

    大阪人の私としては、知っている地名が多く出てくるので土地のイメージが浮かびやすく、たぶん他の地方の人よりも楽しめたと思う。中には「大淀区」などというその後なくなった名前も出てきて感慨深い。短編集で、テンポよくすいすい読めるが「犯人当てクイズ」として書かれた作品のトリックだけは、再度読み返してもよく分...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    大阪府警の捜査一課の短編集。大正区とか西区とか懐かしい地名が続く。祖父母が大正区で暮らしていたので、昭和の香りが漂う町並みが目に浮かぶ。黒マメコンビの大阪弁の掛け合いも絶妙で、事件を忘れてしまうほど。あっという間に読んでしまったのが もったいない(笑)この作家さんの本は、初読み。早速、黒マメコンビの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月13日

    【内容】
    ・短編集。それぞれの事件そのものは一見よくあるタイプですが暴かれる真相にはかなり意外性あります。

    【感想】
    ・それぞれの事件に関わってくる刑事を中心に登場人物たち(とくに会話)が魅力的なミステリ。
    ・ちょっと前の大阪が舞台で、地元なんで知ってる地名がよく出てきて場所のイメージしやすいです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月13日

    大好きな黒川さんの短編集。
    関西弁の刑事コンビの会話の掛け合いがおもしろかった。
    やっぱり短編より長編が読みたくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月25日

    特にハマらず。
    黒マメコンビのゆるいシリーズは
    気軽に読めていいかな。
    マメちゃん可愛かった。
    内容より会話劇、という印象。
    初期作品とのことなので、
    まだまだ試行錯誤中なのかな。
    長編読んでみたい。

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月03日

    疫病神シリーズの「破門」で直木賞を受賞した著者の、デビュー間もない頃の短編集。
    警察を舞台にしたミステリー小説の位置づけ。作品名の「てとろどときしん」は、、、なるほど最後にオチがわかる。個人的にはこの作者は長編のほうが面白い。

    0

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