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Posted by ブクログ 2011年12月08日
ソーシャルランチで知り合った方が、著者の辛さんの息子さんで、最近文庫になったんですよ、といって戴いた本です。
戦争の前後、台南の広大な邸宅「安閑園」に暮らした娘時代の思い出とレシピの本。読んでいてこんなに幸せになる本はめったにないです。
そして、辛さんの台湾人でありながらも、美しい日本語の文章にハッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月24日
Dean&delucaで平松洋子さんがオススメしてたので読む。
食についてのエッセイなんだけれど、
著者の人柄に魅力を感じる本。
品があり、知的で寛容な人という印象。
台湾のびっくりな習慣もあるけれど、あたたかい著者の心を随所に感じられて、安心する。
特に後半、お墓の話でじーんときて、きっと...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月13日
一昨年、旅行した時の台湾の熱気が懐かしくて、
手にとってみました。
著者の辛永清さんは、料理研究家として活躍され、
1992年に亡くなられています。
「安閑園」とよばれた、台南の
裕福な家庭に育った著者の、
少女時代の
ものを見る目の
確かさに感心させられました。
また、昔の台湾の、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月17日
古き佳き時代の台南の外省人家庭の食を中心とした暮らし。著者が料理研究家のため食べ物の描写が緻密。この年代の日本語を学んだ外国人特有の美しい日本語。使用人と雇い主の関係が日本や西洋と較べるとフラットだったのね。一夫多妻制度の名残か正妻と妾が同じ家に住んでるとは時代劇みたい。名家すぎて実家に戻れなくなる...続きを読む
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