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「番茶も出花。お茶に大切なのは、のみごろである。……つまり、美味しいものを食べるためには、すべて、ころあいこそが大事」下町育ちの著者は、日々の暮らしを心豊かにしたいと願い、質素で昔ながらの生活の知恵を大切にし、一日一日を丁寧(ていねい)に生きた。高齢化が進むなかで、古き良き時代の暮らしぶりを描き、失われつつある風習を現代(いま)の人たちに伝える好エッセイ集。
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Posted by ブクログ
一人暮らしを始めてからというもの、生活が疎かになりがちだ。 朝から夜まで働いていると、生活の質にまで気を配る余裕は失われていくし、不便も不健康も不愉快も、自分一人さえ諦めてしまえば、問題になることはない。 だけど、そんな私も手間暇をかけて作った出来立ての料理を、ゆっくり味わって食べる時間には確かな...続きを読む価値を見出している。 健康にいいとか、美容にいいとか、そういうことではないのだ。 身体の内側がぽっと温かくなり、その熱がみるみる手足の指先まで伝わって、全身が綻んでいくあの感覚。 冷え切った惣菜や冷凍食品の温め直しばかり食べていたのでは、決して満たされることのない何かが確かにある。 著者は、自分自身の手で心地よい生活をつくれる人だ。つまり、他人に惑わされることなく、自分自身の快・不快を理解して調整できる優れた人だ。 読み終えた作品の多くは手放してしまう中で、この作品は本棚にずっと立て掛けてある。挫けそうになったとき、手間を惜しむことで失われる確かな価値の存在に気づくことができるように。 忘れたくないのだ。私が本当に愛しているのは、仕事じゃなくて生活だ、ということを。
数年前に購入した本ですが、読み始めてピンと来なくて積読になっていました。でもこの冬読み出して、時代や若い人と自分の乖離について描かれた部分に共感し、ぐんぐん読み進めることが出来たのは、良いことなのか寂しいことなのか…(苦笑) 元々料理の描写が大好きであるから、この本が気に入らないわけはなく、五目豆や...続きを読む糠漬けなど、できそうなものはやってみよう、と誓った新春でした。
人生を上手に生きてく為の手引きのような一冊。 お料理の心得、身だしなみを整える心得、人付き合いの心得、休むこと、歳をとるということ、一所懸命幸せを掴むこと。 いつの時代も「これだから若い人は……」って言われるてるのがおかしかった笑。 とてもおすすめ。
懐古主義になってしまうんだろうか、 でも、沢村さんみたいな考えで生きる人が増えれば、世界はもっと温かい場所になる気がする。
日常を押し付けない優しさとユーモアで彩る。がっつかない生活は季節という移ろう時間に身をまかせる言葉で綴られていく。"便利" とは距離を置いたところに "喜び" や "楽しさ" は佇んでいるのではないだろうか。そんなにあくせくせずとも時間は未...続きを読む来へと確実に歩んでいる。その瞬間を興じる事が生きている実感であろう。大切な時間を焦って見過ごしてませんか、勿体ない、これも貧乏性かしらん。
単行本での発行は35年前だというが、まるで古さを感じさせない。 普遍的な、女性として、主婦としての生き方が書かれているからだろう。 人生の大先輩のアドバイス本として、大切に手元に置いておきたい。
「アンソロジー 弁当」の流れで読みました。著者の品格(この言葉はあまり好きではない)や矜持が日常の場面を描いていながら強く感じられる秀作。もっと早く読めばよかった。
質素かつ昔ながらの生活が綴ってあります(^o^) 毎日違う献立 年賀状を見る楽しみ きもの 御御御付の作り方 ほどほどの幸せ お弁当をこしらえること 漬け物の漬け方 こまめな掃除 天ぷらのあげかた 鰹節を鉋で削る 常備菜の作り方 兵糧攻め(ゴキブリの話) などなど。 昔よくおばちゃんがやってた...続きを読む古き良き生活 憧れ! なんか 沢村さんの柔らかい日本語の文章を読んでると心和やかになります(゜∀゜) なんだか現代のせかせかした生活に疲れたなー って人にオススメ笑
年老いても美しい生き方とは。見かけではなく家人や他人を思いやる心、気配り…。沢村さんの本にはそのすべてが詰まっています。
この方も往年の大女優さん・・だけど女優さんとしての姿は知らなかったりww 私の憧れの女性像といいますか・・・・ かくありたいと、心意気だけはw
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