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ああ、もっと読みたい。
偏読、雑読、併読、積ん読――楽しみ方いろいろあります。
年間300冊の本を読み、読書家で知られる女優の初エッセイ
子ども時代の読書体験、児玉清さんとの出会い――いつも、そこに「本」があった。
遠藤周作、東野圭吾、村上春樹、山本文緒など、大好きな「物語」の世界で想像の翼を広げ、ときに「今を生き抜く」ヒントが詰まった話題のノンフィクション、ビジネス書など、実用書の数々を手に取り、現実をかみしめる。
本書は毎日新聞本紙連載された読書エッセイと「週刊エコノミスト」に連載された3年半に及ぶ読書日記を中心に、選りすぐりの約100冊の本への想いを綴った。
女優であり、作家、脚本家として物語を紡ぐ、著者の感性と日常がみずみずしい。
「読書」という営みからあぶり出される女優の素顔が詰まった珠玉の初エッセイ。
不安な時ほど、その存在がしみる
大阪から上京して初のひとり暮らし。
休日は、朝起きてから夜寝るまで一人きりで「あれ、今日一言もしゃべらなかったな」という日もありました。ある日、さみしさにたえかねて、すがる思いで本屋へ行き、貪るように本を読みました。パリパリに乾いたふきんのような心が、文字の泉に浸り、徐々に柔らかくなっていくのを感じました。その時「本はわたしの心の友達」と確信しました。(まえがきより)
Posted by ブクログ 2016年10月23日
作者の本に対する愛が強い!
読者にとにかく勧める。
児玉さんを尊敬する共通点が心地よく感じた。
伊集院光さんの言葉「好きなことにはある意味意外性がない。全ては想定内だ。嫌なこと、嫌いなことはそれ自体が想定外である。人は嫌なこと嫌いなことからしか学ばない。」
思わず惹かれた。
中江さんのおかげで、...続きを読む
積ん読本が多くて大変だって思っていたらけれど、この本を読んで目からウロコ…悩まず楽しく読書というスタイル!素晴らしい!読書を習慣化して時には苦しく時には楽しく本と接していけたらいいなぁと思いました。
Posted by ブクログ 2014年07月25日
端正なたたずまいな、というのは本来、本には当てはまらない修飾語だろうけど、それがいちばんピタリとくる、そんな本でした。
本好きが読書について語ると、どうしても少しいやらしい、上に立った感じの匂いがしがちだけど、著者は、まったくそれがない。近所のきれいなお姉さんが優しい声で好きな本について語ってくれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月16日
作家、脚本家、女優でもある中江有里さんの本や読書に関するエッセイや書評をまとめた一冊。年間300冊の書籍を読むという中江さんは、以前放送されていたNHKBSの週刊ブックレビューの司会のひとりとしても有名。
全編通して中江さんの本に対する愛情が伝わってきます。何冊もの書評、たわいもない日々の生活と読...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月01日
知識の追跡を試みて。
コンニャク屋漂流記 東京難民 死ぬ気まんまん
不安定からの発想 夏草のフーガ ジェノサイト
さよなら、お母さん 墓守娘が決断する時
マザーズ おれたちの青空
星月夜 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります
昭和の読書
トライアウト ジェントルマン 遅い男
ぼく...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月12日
朝の情報番組に出てますね、中江有里さん。
ぼんやりと「この人女優だよな~」なんて思いながらみていて、コメンテーター紹介みたいな文章にこの本のタイトルが。
私はどんな芸能人の方でも、「本が好きなんです」「本をよく読みます」と言ったりしているのを見ただけで好きになってしまう傾向が。
なので栗山千明さん、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月29日
買うつもりでなかった本屋さんで衝動買い。
中江有里さんは特に知らなかったけど、写真がきれいだったので。
はじめの方は、セミナーなど多くやっているのもあってか「〜してみませんか?」って言葉が多くてちょっと疲れる。
自分も本好きと思っている自分にとっては、いまさらそんな風に諭されましても、、とうっとう...続きを読む
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