東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

715円 (税込)

3pt

知的で、理詰めで、クール。論理的だけど頭でっかち。私たちがイメージする東大生は、教室でどのように反応しているのだろうか?本書では、アメリカ帰りの「アウトサイダー」教授が、東大の「論理学」の講義で行った「理性」をめぐる多彩なディスカッションをもとに、東大生の志向性を考察する。同時に、社会的ジレンマや神秘といったテツガク的な議論、東大特有の「進振り」や「シケタイ」、東大生の恋愛相談やブログなどにもふれる楽しい一冊。

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東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    論理学の教授が東大で講師をすることになり、その際の東大生とのやりとりから感じた東大生の考え方等について書いてある本。論理学に関する難しい話が出てこないで比較的簡単に読める本かと思う。

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    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    実用一辺倒の知識や小手先の技術のことであれば、教室で教わるまでもなく自学自習してしまうのが東大生。しかし科学者・教養人として一生の間必要となる思考の基本スタイルは、練達の教師によって、クラスメートと相互に啓発する中で身につけるほうが良いのだろう。高橋の教師としての卓越した能力と、誠実な意欲が透けてみ

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    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    講義を実際に受けていたので、あぁそんな話題もあったなぁ、とか、!!?この東大生Eって自分じゃない?などという楽しみ方ができた。
    高橋昌一郎先生の講義は東大では一度しか行われなかったようで、受講することができて幸運な講義のひとつであると言える。(自慢できる)
    学生の意見に対して口癖のように「おもしろい

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    2011年12月20日

    Posted by ブクログ

    高橋さんの本はスマリヤンから数えてこれで5冊目になるが、どれも外れがなく良書だといえる。今回の論理学の本も、うちの大学でもぜひやってほしいと思うほど中身に充実感があり、だからこそ、そこに集う学生も議論に花を咲かせることができたのではないかと思う。中でも特に面白かったのが、4回目と5回目の講義であり、

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    2011年02月02日

    Posted by ブクログ

    『東大生の論理』といわれると、ロジカルシンキング等の類の本…?と思ってしまいそうなのですが、全然違います。
    東大の理科学生対象の「論理学」の授業において繰り広げられる学生と教授のディスカッションの様子や、教授が投げかける問いに対する東大生の考察などがつらつら書かれた一種のエッセイのようなものです。

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    2011年01月04日

    Posted by ブクログ

    .@ShoichiroT氏著。東大での講義を通してわかりやすくゲーム理論について知ることが出来、同時に東大生の振る舞いを垣間見ることが出来る。

    さすがの東大生は、頭がいいなあと思う。
    それだけに、個人の能力と全体の結果は負の相関があるんじゃないかとと思えてならない(合成の誤謬?)。

    東大生のよう

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    2010年12月30日

    Posted by ブクログ

    良著すぎる!『理性の限界』の高橋氏が東大で講師を務めた際の記録。
    講義内容も面白いし、それに対する東大生の意見や、その意見に対する著者の感想も面白い。
    最大多数の最大幸福に対して「最大多数の最小不幸」を主張した東大生にはシビれた。
    高橋氏vs東大生!

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    2016年02月15日

    Posted by ブクログ

    論理学者、高橋昌一郎氏が東京大学で講義を持った際に見た東大の学生の行動、性格、思考法などについて思ったことを、自身の論理学の講義で扱った内容のさわりとともに紹介する知的エッセイ。論理学というとっつきにくい臭プンプンの学問をユーモアを交え分かりやすく教える筆者と、頭脳明晰な東大生たちとの非常に知的なや

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    2010年12月12日

    Posted by ブクログ

    東大生への講義の感想と、東大生が持った講義への感想が面白く書かれた本です。
    んまぁ、これといった感想は無いのですが、読みやすくて面白いです。ボクの評価はA-にします。

    0
    2014年02月02日

    Posted by ブクログ

    東大生のすごさを思い知らされます。この本について書かれている、東大生の発言は実際のことであり、普通の大学生では考えられない、いや、仕事をしている社会人でもなかなかこういったことは考えられないのではないかと思います。それを、まだ一年生が考えるなんて…、東大生すごいの一言です。ただ、私たちも同じ日本人と

    0
    2012年07月31日

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