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安倍政権へ緊急提言、
これが「国のかたち」の作り方だ!
安全保障問題から憲法改正問題まで。現政権が提唱する方向は、はたして保守本流か否かという議論が沸き起こる。今ほど保守のありかたが問われている時はないだろう。では、真の保守精神は危機の時代にどう対峙するべきか?十九世紀イギリスの“天才”保守主義者コールリッジの思索を導きに、経済、金融から財政、教育にいたる「国のかたち」の作り方を明快に説く。ステレオタイプな保守像を覆す待望の著!
■目次
序章 迷走する「保守」
第1章 財政―なぜ保守は積極財政を支持するのか
第2章 金融―「過剰な営利精神」を抑制せよ
第3章 社会―「改革」はどのように行うべきか
第4章 科学―保守が描いた「知の方法論」
第5章 国家―保守のナショナリズムとは何か
Posted by ブクログ 2023年09月28日
「政府はすでに財政削減を行っています。しかし,政府は,公共支出の運営を学習しなかったがために,財政削減による即時の問題解決を期待し,あるいは,財政削減が困窮を次第に累積させていくことを知らないのです。」
この本は19世紀を生きたコールリッジという人の思想を中心として,時代の趨勢とその結果から保守の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月24日
コールリッジの思想を主に経済学の観点から見ることができる。
フランス革命が始まってから間もない時期に経済について広い視野を持っていたことに驚く。
人間は保守的な動物であり、革新を保守するという状況が現在の日本で起こっている。
人間だれもが身の回りの事をよく考えれば保守であることに気づくと思う。誰も壊...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月29日
「保守」が新自由主義と結託している現状を「保守」の混迷とみなす著者が、イギリスの詩人であるコールリッジの政治経済思想の再評価をおこなうとともに、著者自身の考えるほんとうの「保守」像を論じている本です。
本書における新自由主義に対する批判には、説得的だと感じたところもすくなくはないのですが、たとえば...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月29日
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国家の富強こそが、政府の財源の本質である。159
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コールリッジは言う。国家とは、穀物の山のような、個人の単なる集合体ではない。かといって、国家は、有機的生体のように、全体がすべ...続きを読む
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