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Posted by ブクログ 2013年10月23日
サバイバルな登山とは何か。著者の私生活がサバイバルなのかははっきりしないが、今やブーム化された登山スタイルに対する徹底抗戦の精神が清々しい。
特に、第一章の日本海から上高地までの200キロの単独行は読み応え抜群だった。ほとんどの装備を持たず、食糧は現地調達で蛇や蛙、野草に岩魚を食す。危ない思考回路だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月01日
北アサバイバルの記録に臨場感があって面白かった。
最後はコネで泊めてもらおう、なんて人間臭さもまた面白い。
沢の脇で大便をしていいのか?と疑問が残った。
生きるとは死に向かう流れの中逆らうこと、現代では普段は緩い流れの中にいる。山に入ることは一時的に、激流に身を置くこと。の例えはイメージとして掴みや...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月02日
サバイバル登山家「服部文祥」のエッセイ。
前半は紙上サバイバル登山、後半は著者の道具解説等。
前半のほうが圧倒的に面白い!
この本は、山ヤならではの活動記録なので、ロープを使う登攀、沢登り、山スキー等の登山をやっているとより楽しめ、また、北アの山地名や沢の難所等を随所にイメージできるとなお楽しめる...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月02日
この本に書いてあること、作者が編み出したサバイバル登山は、「山に登ること」の目的がよく表現されている。それは、生死の境目で自分の能力・判断をぎりぎりに試すこと、そこから生きている感覚を得る。ということ。
ただし、タイトルにもある「ズルなし」や「フェア」という表現には言葉の意味することとはずれた作者...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月05日
「人生はマナーでできている」の中で「ベジタリアンとひと口に言っても、様々でややこしいんです」(88頁)、肉は食べないが、魚は食べる(ペスコ・ベジタリン)。肉、魚は食べないが、卵や乳製品はとる(ラクト・オボ・ベジタリアン)…などなどと書かれており、登山とひと口に言っても…という印象を持ちました。装備を...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月09日
遭難するかもしれないという可能性がなければ登山ではない。装備を最小限にして自らの力で入山しルートを拓いていく。それが筆者のいう『ズルしないで』登山すること。
最後の章でフリークライミングと人工登攀について触れている。何の装備もなく壁を登れば墜落は死を意味する。そんな緊迫した中に身を置くことで見えてく...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月03日
なんだかんだでこれで服部さんの本読むの8冊目でした。もっと読んでいると思いましたが、角幡さんの本とごっちゃになっているような気がします。自分の中でイメージが被っています。
そしてこれはサバイバル登山についてのエッセイというか、説明のような本ですね。ある意味既に色々読んでいるので新味は無いです。
しか...続きを読む
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